首位になったものの・・ 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

昨年2017年の新車販売台数が、
2年振りに『500万台超え』になったことを、
この前のメルマガでお話ししました。

で、今回は、
車名別の『ランキング』が発表されたんで、
そのうちのトップ3をあなたにお知らせします。

まず第3位は、
ダイハツの軽ワゴン車『ムーヴ』で、
141,373台でした。またムーヴは、
2016年8位からのトップ3入りです。

次に第2位は、
トヨタのハイブリッドカー『プリウス』で、
160,912台でした。
ただ残念ながら、
2016年首位から順位を下げてしまいました。

そして、プリウスを抑えて
2017年のトップを飾ったのが、
ホンダの軽箱型ワゴン『N−BOX』でした!

なんと、その販売台数は、
プリウスのおよそ1.4倍近い218,478台!

しかも、

1年を通じて軽自動車がトップになるのは、

N−BOXが初めてなんだそうです。

さらに、
ダイハツのムーヴにしても、
トヨタのプリウスにしても、

車名のあとに『○○』という名前が付いた
『派生(はせい)車種』
と呼ばれるモデルを抱えています。

例えば、ムーヴには標準モデルと
ハイグレードの『カスタム』のほか、

全く違う外観の
『ムーブ・キャンバス』まであります。

またプリウスにも標準モデルのほか、

電気コンセントをつなぐタイプの『PHV』
(プラグ・イン・ハイブリッド)と、

3列シートワゴンタイプの
『α(アルファ)』があります。

それに対してN−BOXの方は、

標準モデルとハイグレードの『カスタム』のほか、
『スラッシュ』と呼ばれる派生モデルはあるものの、

その外観はN−BOXだと分かります。

ちなみにダイハツといえば、

トヨタグループの一員でもあります。

そんな状況の中で、

販売台数トップに立ったんですから、
いかにN−BOXに人気があるのか、

またホンダが孤軍奮闘しているのかが分かります!

僕もそうですけど、

こういう『小が大を制す!』みたいなのって、

なぜだか応援したくなるんですよね〜(笑)

ところで、全体の傾向として見ると、

『軽自動車』への人気が、
今まで以上に高くなっているようです。

その理由は2つあって、

1つは年税など税制の優遇と、
燃費の良さによる維持費の安さ、

(軽自動車10,800円に対し、
1000cc車では29,500円)

そして・・2つ目は、

下手すりゃコンパクトカーよりも室内が広いと感じる、

『居住性の良さ!』

こっちの方は軽自動車メーカーの努力です!

ただ、この傾向が続くと・・

考えられるのは、軽自動車って、
今は日本国内に限定された『ガラ軽』ですが、

これが将来

『海外』へと販売されるようになるかも知れません。

すると・・

国土の大きさによっては一気に長距離を走る地域や、

道路事情が悪さから、
車に高出力が求められることも考えられます。

で、もし、そうなったら・・

現在の軽自動車のエンジンが『660cc』から、

さらに大きなエンジンが必要になるかも知れません。

それが世界標準化へと進んでいくと・・?

さっきの理由の1つ

税制の優遇が無くなる可能性だってあります。

軽自動車への人気が高まるのはいいんですけど、

そのせいでメリットが得られなくなるかも・・

そう考えたら何とも悩ましい、

2017年の新車市場でした。

関谷はやと

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