車には色んな思惑が込められています
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
早いもんで、
12月に入ってから、あっという間に
もう半分が過ぎてしまいましたね〜
自動車業界の今年1年を振り返ってみると、
『クルマの電動化』が
これほど注目された年は無かったんじゃないか!?
というくらい、
電気自動車(EV)への関心が高まりましたね。
例えば、
ヨーロッパの自動車メーカーが、
二酸化炭素排出量を抑えるために、
20○○年以降はエンジン車を販売しない!とか、
同じくドイツのフォルクス・ワーゲンによる
エンジン車の排気ガスデータ偽装問題など、
とにかく、エンジン車にとっては、
今後大きな転換点を迎えるんだろうな・・
と思わせるニュースがたくさんありました。
そんな中、
つい先日、あのトヨタさえも、
2030年をめどに、年間販売台数の約半分を
『電気自動車』または『ハイブリッドカー』にする。
という発表をしました。
電動化に関するニュースの中でいえば、
このトヨタのニュースが大トリ!
今年の締めくくりですね〜(笑)
そのニュースを裏付けるようにトヨタは、
世界でも相当なEVの電池生産量をほこる、
『パナソニック』と、
共同開発を進めていくんだそうです・・
ついに電池の部分まで関わるようになるんですね。
言われてみれば、
それまでエンジン車だけしかなかった頃って、
トヨタが『石油業界』と共同開発して、
何か特別なことをする、
なんてニュースは無かったはずです・・
しかし、EVの場合は『電池』にまで関わる、
ということは、、
今後、EVの性能を左右するのは、
モーターの性能よりも間違いなく電池、
つまり『バッテリー』の性能の方が重要なんだと・・
そういうことなんでしょうね。
さらに深く考えると、
モーター自体は、
すでに色んなものに利用されています。
しかもその市場は、
強大な電機メーカーによって占められています。
となると、
トヨタにとって将来性を考えた場合、
モーターにこだわるよりも、
まだ発展途中の『バッテリー』なら、
主導権を握りやすいと考えたんでしょうね。
今年の初め、
それこそEVの普及が話題になった当初は、
現在の自動車メーカーは『電動化によって』
電機メーカーに取って代わられるんじゃないか?
などと言われてましたが、、
いやあ〜
そんなことはまだまだ分かりませんね・・
こんな風にして、
僕たちにとって身近で、
しかも住宅の次に高額といわれる『自動車』って、
見えないところで、
し烈な主導権争いが繰り広げられているんです。
関谷はやと
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