利益は利益なので・・ 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

今朝、

自動車業界向けの日刊紙を読んでいたら、

『トヨタの通期利益が2兆円の見込み!』

という見出しで、

その他の記事は吹っ飛んでしまいました・・

このメルマガを読んでくれているあなたには、

今回特別丁寧に話しますよ・・

ちなみにトヨタの2兆円は、

売上高じゃなく、

自動車の売上から仕入れやその他の経費を差し引いた後の、

『利益です!』

それが1年間の事業活動の結果2兆円ですから、

トヨタって、やはり超巨大企業ですね〜

ところが、

そのうちの約1割にあたる1850億円が、

『円安による為替差益』とのことです・・

ここまでは、

色んな新聞やニュースに詳しく出ているので、

『ああ・・そうなんですね』と、

聞き流してくれていいんですが、

僕が注目しているのは、

自社の業績がここまで、

『為替の影響』に大きく左右されるようになると、

車を買ってくれる人ばかりがお客さんじゃなく、

そもそも『為替』の元になっている、

『国』や『中央銀行』がお客さんだとも言えますよね。

つまり・・

『今のトヨタのお客さんって・・本当は誰?』

という現象が起きているんですね〜

もちろん、

トヨタの利益への影響力のことを言ってるだけで、

いまトヨタの車に乗っている人が、

『お客さんじゃない』と言ってる訳じゃありませんよ。

ただ『為替』を無視する訳にもいきませんので・・

そうなると、やはり、

『国』や『中央銀行(日本の場合は日本銀行)』に向けて、

泥臭く『営業』するしかないでしょう!(笑)

ちなみにトヨタの場合は、

日本国内で年間300万台近く製造し、

そのうち約半分を輸出しているそうです。

そうなると為替は『円安』の方が、

より利益が出ることになります。

例えば、1台1万ドルの車を輸出したとして、
1ドルが100円の場合と120円(100円より円安)の場合、

その収入は、
100万円と120万円になって、
為替差益が20万円多い、という計算になります。

この差は大きいです。

かといって、
為替は様々な条件で動いてるので、

トヨタが何かやったからといって、
都合よく円安になる訳じゃありません・・

つまりコントロール出来ないんです。

では、どうやって営業したらいいんでしょうか・・

真面目に答えますよ!

答えは『何もしないこと』です・・

正確に言うと、

自分の力でコントロールできないから、
『やってもしょうがない』という意味です。

そこで、

さっき話した『為替差益1850億円』を、

最初からアテにしないで決算をすると・・

前期に比べて、
なんと50億円も収益が落ちているそうです。

とは言っても、

1850億円の為替差益だって、

利益には違いないので、、

取りあえず、
この冬はトヨタの社員に向けて、

『円安還元ボーナス』でも実施してみたら、

景気刺激策になると思いますが・・

どうでしょうか?(笑)

収益を上げるためには、やっぱり・・

トヨタの車を買ってくれる人を、

地道に増やすしかないんです。

関谷はやと

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