確かにそう言ったけど・・しかし、 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

昨日このメルマガで、

僕が思っている『ベンチャー企業像』について、

少し話しましたが、

ちょうどその時、

頃合いを見計らったような、

ぴったりのタイミングで、

ある『日本初のプロジェクト』が、

進行していました。

それは、

クラウドファンディングを使って、

『民間企業が宇宙ロケットを打ち上げる』
というプロジェクトですが、

これを運営している企業が、

あのホリエモンこと『堀江貴文』氏が代表を務める、

『インターステラテクノロジズ社』という、

絶対に1回では言えない、

舌を噛みそうな社名の会社だったんです・・

ちなみに、

クラウドファンディングというのは、
今回のようなプロジェクトに賛同する人たちから、

小口の出資金をインターネットなどで募集する方法で、

銀行融資の対極にあるような資金調達方法です。

ニュースによると、

今回の『宇宙観測用ロケット』は、
全長約10メートル、直径50センチ、重量は約1トンで、

打ち上げ費用はおよそ数千万円・・

目標では打ち上げから4分後に

およそ上空100キロに到達する予定でしたが、

発射から70秒後に通信不能となり、
(たぶんここで壊れた)

エンジンを遠隔操作で停止させた、とのことです。

結局、今回は失敗に終わりましたが、

ただ・・

このロケットを写真で見るかぎり、

発射台も即席のような構造で、

ロケット自体もそれほど、
耐火性に優れてそうな外観じゃありません。

なので、
『上空100キロなんて絶対ムリ!』

というのは、
僕のような素人でも分かります。

一体何を目指していたのか・・?

もしこれが、話題先行で『日本初の!』
という冠だけが欲しかったのなら、

この事業にあるのは、
『夢』じゃなく『失望』です。

あるいは、
実現することの無い本当の『夢』かも知れません・・

技術的な見方だけでいうと、

同日に打ち上げられた、

隣国のロケットの方がはるかに優れています。

僕たちにとっては、
目前に危険が迫っていることもあるんで、

もちろん『とんでもない事』なんですが、

それだけじゃなく、

この国に、どんどんと
ロケット打ち上げに関する技術力が付いていることと、

それだけの資金力がある、という部分を認めた上で、

対応してほしいと思います!

すいません、また話が逸れました。

昨日僕が話したように、

いくらベンチャーが、

『前向きな先行リスク』だと言っても、

だからといって、

単に無謀なだけで成功するとは思いません。

打ち上げの前に、

コンピューター上と現物とで、

どれだけのシュミレーションをやったのか、

やはり、
プロジェクト成功のカギは、

泥臭く地道でトレーニングのような作業が、

どれだけ効果的にできたのか・・

それしかないと思います。

ビジネスを進める上では、

今回の堀江氏のプロジェクトを反面教師にすることが、

僕にとって、

それなりの収穫にはなりましたが、

ただ今回の打ち上げ失敗で、

何も知らない人たちが、

『お金だけ集めておいて・・』とか、

『宇宙ビジネスって、やっぱり民間じゃムリでしょ』

といった、

間違った認識を持たれることで、

他にクラウドファウンディングを利用して、

事業資金を集めている人たちの

妨げにならないかを心配しています。

関谷はやと

***********************

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者:関谷はやと (三栄自動車整備工場)

〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ:  https://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com

***********************

メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。

http://abaql.biz/brd/55/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1

愛媛・松山のレンタカー・車検整備・板金・塗装なら
三栄自動車!
TEL:089-972-1082 受付時間 9:00-19:00
(祝祭日は9:00-17:00/但しサービス工場は休業)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です