今年のトヨタはどうなる!? 

From:関谷はやと

プライベート・デスクにて。

6月のこの日も、

自動車レースファンにとっては特別な日です。

以前このメルマガでも話題にした、

世界三大自動車レースのうち、

5月28日にアメリカで開催された、

『インディ500マイル耐久レース』に続いて、

今度はフランスで、

『ル・マン24時間耐久レース』が開催されます。

というより、

このメルマガを書いている今、

まさに現地では決勝戦が行われています。

ちなみに速報です!

トヨタの公式サイトによると、

スタートから9時間が経過した時点で、

昨年、優勝目前のたった3分前で、
エンジントラブルに見舞われ、

悔しくも2位になってしまったトヨタが、

なんとトップです!!

しかも、この車両には、

日本人の『小林可夢偉(かむい)選手』が、

3人のドライバーの1人としてハンドルを握っています。

この勢いのまま、

ぜひとも優勝と行きたいところです。

ちなみに2位は、

昨年優勝したドイツのポルシェチームです、

やはり強いですね・・

しかし、

ポルシェチームの強さって、何なんでしょうね・・?

僕にとっては、

手放しにトヨタを応援するだけじゃなく、

この常勝ポルシェの強さの秘訣の方が、

どうしても気になるんです。

というわけで、その理由を、

僕なりに考えてみたんですけど、

ポルシェといえば、

『911』と呼ばれるモデルの、
車両の最後端にエンジンを搭載し、
その上後輪で駆動するという、

『RRスタイル』の代名詞とも言われています。

ちなみにRRとは、

リヤエンジン・リヤドライブという意味です。

しかし車両後部に、

重量物のエンジンとミッションを配置する、

という構造というのは、

カーブを曲がるときに遠心力の影響で

他の構造の車と比べても、
車がスピン(回転)しやすいんです。

専門用語で『オーバーステア』と言いますが、

以来ポルシェは、この、

『オーバーステア』に悩まされ続けることになります。

ただ、

ポルシェの偉かったところは、

だからといって『911』を止めずに、

困難としか言えない、
『リヤエンジン・リヤドライブ』に立ち向かい、

常に進化させていることでしょうね。

その進化は現在も続いています。

なので、

トヨタも含めた他のチームのように、

『来年のル・マンに向けて車を開発する』

といった短いスパンではなく、

ポルシェという会社全体が、常に、

『永遠の課題を解決するための開発途中にル・マンがある』

といった雰囲気なんでしょうね・・

こういったのを
『技術の層の厚さ』と表現していますが、

ビジネスの世界でも同じだと思います。

毎日積み重ねたり、

続けることの大切さとか、

一見大胆とも思えるような、

発想や行動の元にある基礎とか、

この層の厚さを越えていくのって、

なかなか簡単なことじゃないのは、

このメルマガを読んでくれているあなたなら、

気が付いているはずでしょう・・

ですので、

もし今回トヨタが、

ル・マンで優勝することがあっても、

『まぐれ』とまで言ってしまうと失礼ですが、

せいぜい『一矢報いた程度』でしょうね・・

それほど技術の層に厚さが必要なのが、

『レースの世界』なんですね。

関谷はやと

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