ボンドカー 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

『こんな車に乗ってみたいな〜』

という願望は、車に乗ってて、

困ったことや不自由を感じた時以外にも、
当然起きる感情ですね・・

映画やマンガなどで登場する、

非現実・仮想(バーチャル)世界の車なら、

現実に道路を走る車と比較して、
色んな制約から解き放たれるため、

ごちゃごちゃ考えなくても、

視覚的・直感的に、

『この車、いいね!』って思えるんで、

けっこうな頻度で、

『こんな車に乗ってみたいな〜』

という車が登場することがあります。

『この車、いいね』という反応って、

実は人間の脳の仕組みからも、

言われていることがあって、

今回のような場合は、

圧倒的に『男性』に多い反応なんだそうです。

その中でも代表的なものが、

映画『007』シリーズの中で、
主役のジェームス・ボンドが乗っている、

通称『ボンドカー』でしょうね・・

このメルマガを読んでくれているあなたが、

男性の方だったら、

『あるある』と頷くかもしれませんし、

もし女性の方だと、どうなんでしょう・・

もちろん、
『あるある』と頷かれる方もいると思いますが、

この辺りの感性というのは、、

僕にも想像し切れない所があるのは事実です・・

ところで、

あなたには『ボンドカー』という車は、

どんな風に映っていますか?

ちなみに『ボンドカー』は、

その時代時代で話題になっている車を、

『ここまで手を入れるか!?』

というくらいにまで改造します・・

劇中の設定では、

イギリスの秘密情報部である、
『MI6(エム・アイ・シックス)』

と呼ばれる情報機関に所属する人物が、

主役のジェームス・ボンドです・・

ある回(007は2度死ぬ・1967年公開)など、、

日本絡みの場面のときには、

今は幻のクルマと呼ばれている、
『トヨタ2000GT』が使われました。

また、ある回(私を愛したスパイ・1977公開)では、

イギリスのスポーツカーメーカーである、

『ロータス』が生産していた、
『エスプリ』というモデルが使われ、

その時は水中を走る?ことも可能な、

『水陸両用車』に改造されていました。

それ以外の装備として、

後ろから追跡されたとき、

スイッチ一つで、後ろの車に向けて、

『セメント(ボンド・接着剤のような物)』を噴射して、

相手の追跡を妨害していました。

ボンドカーだけに、ボンドを噴射するんですね・・

・・スイマセン、次に進みます・・

さらには潜水艦のように、

水中から真上に向けて発射可能な、
『ミサイル』まで搭載していました・・

本当に『そこまでやるか!?』でしょ?

こんな装備を実際にオプション設定したら、

一体いくらになるんでしょうね〜(笑)

当時子供だった僕らにとっては、

もちろん映画のストーリーなんて、

そこまで深く分かりません・・

それでもストーリー以上に、

様々なシーンで登場してくる、

相棒『ボンドカー』の活躍が楽しみで、

『007シリーズ』の映画を観ていました・・

でも、こういった『娯楽映画』から、

車への『ニーズ』が現実化することだって、

無くはないと思います・・

ただ、物騒な装備だけは、

ちょっと勘弁してほしいですけどね・・

便利になったり、

乗ってて楽しい車になるならOKです!

関谷はやと

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