世界生産　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

いきなりでスイマセン・・

先日のメルマガで、

ヨーロッパの『アイルランド』から
セールス・レターが届いた話をしましたが、

その際、
北欧に位置する『アイスランド』と混同していました。

正確には、
イギリスの左隣にある島『アイルランド』から、
届いたレターでした。

お詫びと訂正をさせていただきます・・

今日の自動車業界向け日刊紙に、

『日産など４社、世界生産最高』

という見出しが、
第一面を飾っていました。

言わなくても分かるかと思いますが、

日産を含む４社が、

『世界生産サイコー！！』って叫んだ訳じゃないですよ・・

日本国内では、

『若い世代の人たちのクルマ離れ』

などと言われはじめて時間が経ちますが、

『世界』という視点で見ると、

日本の自動車メーカーって、

相当頑張っているんですね〜

ちなみに、

トップは、やはりトヨタで８９７万台の生産、

第２位は、日産で５５５万台、意外と強いです。

そして３位はホンダです・・約５００万台、

４位はスズキの２９４万台に続いて、

ダイハツの１２７万台

特に驚いたのが、スズキの生産台数です。

というのも、日本国内では軽自動車が、

道路を走っている乗用車の半数近く占めています。

そのうち、

ダイハツ、スズキ、ホンダの３社が競っているんで、

それぞれ同じくらいの台数なのかな・・

そんな感覚があるかと思います。

実際に僕もそう思っていました・・

しかし、

世界レベルで生産台数の規模を比べてみると、

日本国内の事情とはだいぶ違うんですね・・

僕の場合は、
自分のビジネスに直結している話題なんで、

こうやって、
時々は世界生産の台数も見ておかないと、

この先の自動車業界の行方を見る時に、

判断を誤ってしまうおそれがありますので・・

そのためには、

『正しい数字』と『正しい情報』

を手に入れることが大切だと痛感しました。

今回、アメリカの大統領が変わったことから、

日本の自動車メーカーに対しても、

厳しい要求を突き付けられています、

しかしこれも、

世界生産全体のバランスを見ていけば、

世間で言われている色んなニュースも、

冷静に受け止めることができるはずです。

日本の自動車メーカーって、

やっぱり日本の基幹産業ですから、
あんまり不利な条件で請け負うと、

国内産業が大変なことになってしまいます。

なのでここは感情的にならず、

上手に交渉を進めて、

ぜひ頑張ってほしいと思います。

関谷はやと

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