やはり、そうだったのか!? 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

先日、このメルマガで、

高齢者ドライバーによる事故の報道が、
急に目立つようになったんじゃないか?

という話をしましたが、

どうやら、

その内幕が現れ始めたような、、
そんなニュースが流ています・・

『高齢者ドライバーの自動車保険料を値上げ要す!』

という見出しのニュース。

こんな前振りをしたのは、

国内最大手の損害保険会社である、
『T海上火災保険』なんですが、、

僕はこのニュースを目にしたとき、

『これで、今まで異常なほど、
ニュースに取り上げていた理由が分かったぞ』

と、直感しました・・

それが、どういったことかというと、

高齢者ドライバーによる事故を数多く取り上げ、
世間に注目してもらうことで、

『高齢者ドライバーは事故を起こす可能性が高い・・』

というイメージが定着します・・

そうすると、
損害保険会社にとっては、
保険料の値上げをする理由が立ちますよね。

というのも『保険』って、

保険に加入した人(契約者)から集めた保険料を、
事故が起きた時の補償に充てています・・

ですので、事故が多くなると、
それに伴い補償額も多くなりますので、

それに充てる費用を確保するために、

『保険料を値上げ』します。

その反対に、事故が少ない時は、
補償額も少なくなりますので、

契約者から集めた保険料で十分余裕ができます。

もちろん、そうなった時は、

一瞬だけですが『保険料の値下げ』が行われます。

しかし、、
通年で見ると保険料というのは、
やはり右肩上がりで上昇しています・・

たしかに、、保険会社には、
『被害者救済』というのが大前提にありますから、

常に高収益を上げて蓄えを持っておかないと、

いざという時に、
『お金がないっ!!』では困りますからね・・

それはそうですけど・・

ただ、、最近のニュースのように、

『高齢者ドライバー』を狙い撃ちにしたような、

保険料値上げへの誘導って、
ちょっと強引すぎやしないか・・と思ってしまいます。

国内の人口構成を見ても、、

今後さらに高齢者ドライバーが増えるのは分かりきったことです。

それなら、、いま保険会社が取り組むべきことって、

保険料を値上げして、
補償に充てる費用に余裕を持たせることよりも、

自動ブレーキ装置の普及や、
自動運転車への研究・交通インフラの改善など、

『高齢者ドライバーによる
事故の防止・低減』のために、

先行投資をするべきだと思います。

投資といっても、企業がやることなので、
行政がやっているサービスのようなものじゃなく、

れっきとした収益を得るための投資です・・

そして、

その投資から収益を得られれば、

保険会社は『保険料の値上げ』をしなくても、
補償に充てる費用を十分確保できます。

僕自身も、

車に乗ることが、
生活や仕事の一部になっている者の一人です・・

車にかける費用が、
これ以上かかるのはご免です・・

ですので、今回のように、

というか毎回のように『安易な』とも取れる、
保険料の値上げよりももっと、

僕たち『保険契約者』を大切にした
企業経営をやって欲しい!

世論を巻き起こすにしても、

『高齢者ドライバーによる事故』
だけに偏った報道をしたりせずに、

もっと様々な課題を並べて、
真正面から取り組んで欲しい!と思います。

僕がお客様に勧めている保険会社
『T海上火災保険』なら、

それをやってくれると信じています・・

この自動車保険料値上げ問題、、

あなたはどう思いますか?

関谷はやと

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