満月が見れませんでした・・　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

ゆうべの話、

僕が住んでいるこの辺り一帯は、
あいにくの雨模様・・

６８年ぶりに観られるはずだった超特大の満月、

『ウルトラ・スーパームーン』も、

残念ながら次回までお預けとなりました・・

それまでお互い元気で頑張りましょうね！(笑)

話は変わって、、

今朝お客様の車を、
メンテナンスのためにお預かりして、

会社まで走っていたところ、、

カーラジオから、

ゆうべの満月話題が・・

どうやら地域によっては、
運よく観測できた場所があったそうですね。

そして、

その後のラジオニュースでも、

同じく満月話題です。

四国内のある警察署が、

『月と交通事故との関係』というような、
興味深い内容のレポートを発表していました。

ここからは、

僕が車を運転しながら聞いただけの、
記憶にもとづいた内容なので、

先ほどの警察署の発表とは、
もしかしたら数字等が異なるかも知れませんので、

そこのところはお許しください・・

警察署は、

過去５年間に発生した交通事故の件数を、

月の満ち欠けと照らし合わせることで、

ある重大な発見をしたそうです。

レポートによると、

月が見られない『新月』や、
月が満ち始めたり欠け切る手前の、

『上弦（じょうげん）、下弦（かげん）の月』

といった日の夜から明け方にかけては、、

当然ですが、ほとんど月明りがありません・・

つまり周囲が真っ暗な状態ですね。

そして、、

なんと交通事故の発生件数は、

この時期が一番多いんだそうです・・

次に、満月とその前後の、

同じく夜から明け方にかけての時期です。

周囲は月明りでけっこう明るくなります。

その時、交通事故が一番少ないんだそうです・・

「それ本当なん！？」

僕は、ラジオを聞きながら１人で呟いていました・・

でも、足掛け５年間、

交通事故の対応をされている警察署が出しているデータです・・

本当なんです。

ということで、

このレポートを発表した警察署では、
結論として、

『新月の時は周囲が暗いのでハイビームを多用！』

という締めくくりをしていました。

確かに、周囲が暗い時は、
ヘッドライトをハイビームにして、

より明るくした方が安全です・・

僕も、ラジオニュースをそこまで聞いて、

初めて納得しかけたんですけど・・

その続きを聞いて、

『・・？？』となったんです。

というのも、

このレポートを出した警察署管内で、

新月の夜の交通事故発生件数が、

５年間で『８００件半ば』

そして、満月の夜だと、、

５年間で８００件に近い『７００数十件・・』

これを新月と満月の夜、

それぞれ１日あたりにすると、、

事故発生件数１３〜４件のうち、

１件程度の差なんですね〜

この数字の大小は置いておいて、、

しかも、ゆうべのように、

満月の夜でも雨が降ってたら、
周囲は暗いですよね・・

ニュースなので、
放送時間の都合もあったんでしょうけど、、

天気との関係には触れていませんでした・・

夜間走行において、

周囲の明るさと交通事故の発生件数について、

関係があるのは、

確かに間違いのない事実ですが、、

それを満月に直結してしまうと、、

インパクトはあるかも知れませんが、

お月様話題だけに、、

かえって信頼性に欠けてしまうと思いませんか？

ということは、

もしかしたらこのニュース、

『ウルトラ・スーパームーン』の話題に乗って、

ただ夜間のハイビーム多用を伝えたかっただけなのか！

それならそうと言ってくれれば・・

真剣に最後まで聞いてしまいましたよ・・(笑)

交通安全のためとはいえ、

最近の警察署の方って、

なかなか手の込んだことをされますね・・

関谷はやと

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