責任の所在はどこに? 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

つい先日のこと、

アメリカの電気自動車メーカー、

『テスラ』が開発した、
自動運転システムを使った車が、

対向車のトラックを認識できずに、
そのまま衝突したという記事がありました。

この一報により、

待ったましたとばかりに、
自動運転車に対する別の記事が目に入ってきました。

「カメラとコンピュータには限界がある」

というような、
システムそのものに関するものから、

「自動運転車はまだ早い」とか、

「自動運転車には乗りたくない」

などと感情的なものまで、たくさんありました。

その中で、
議論の一つになっているのが、

『事故を起こした場合、誰が責任を取るのか?』
という議論です。

これは、
自身で運転操作をしていない車で、
交通事故が起きた場合の責任の所在のことです。

記事によると、

今回の『テスラ』の事故の場合、

自動運転システムに備えられた、
カメラやレーダー、コンピュータのいずれかが、

対象のトラックを認識できなかったことが原因では?

というところまでは判明しているそうです。

それについて、

「自動運転と言っても事故回避の責任は運転者だ」とか、

その反対に、
「この場合は、対象物を認識できなかった車の責任だ」
「なので、車を造っているメーカーに責任がある」

というように、
立場を超えて様々な言い分があるようです。

たしかに、
どんなに技術が発達しても、
人間が作るものですから限界はあります。

まして自動運転車なんて、

車そのものの技術以外に、
道路状況や運転する人にとっても、

まだ未知の領域がたくさんあります。

この先は僕自身の考えなんですけど、

自動運転車を
もっと完成度の高い製品にして、
世の中に役立たせるためには、

それまでの間、僕たち人間が、

コンピューターに責任を負わせるんじゃなくて、

運転者として、ある程度の責任を負わないと、
いけないような気がします。

そのうち、
人工知能が発達して、

こういった製品の開発自体を
人工知能がやるようになるかも知れません。

そんなとき人工知能の手本になるのが、

やっぱり僕たち人間の知能です。

人間の知能には、
コンピューターのプログラムにはない創造性があります。

ですから将来に向けて、
人工知能に尊敬されるような、

考え方や振る舞いを今からやっておこうと思います。

そうすると、
何かあったとき、コンピュータが、

僕たちを助けてくれんじゃないかと思うんですけど・・

たとえば、

自分で車を運転している場合に、
交通事故を起こしてしまえば、

もちろん運転者の責任です。

しかし、
自動運転車じゃなく今の車でも、

車が故障したことが原因とか、
装置の誤作動とか、実際に起こっています。

そういった場合は、
原因を作った当事者が責任を負うことになっています。

もちろん、
その証明はしなければいけませんが・・

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