こんなところにっ! 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

つい先ほどのこと・・

コーヒーを買いにコンビニに立ち寄った時、
レジ横に見切り商品の棚が置いてありました。

『ワゴンセール』というやり方ですが、
僕は、こういうのが大好きです。

なぜかというと、

そもそもワゴンセールに入る商品って、
たいてい型落ちか、長期在庫の物、消費期限が近いもの、

のどれかになります。

その中に、
たまたま以前から気になってたけど、

すっかり意識の中から遠ざかっていた商品なんかが、
そこに並んでたりすると・・

「おおっ、君はこんなところにいたのか!」状態です。

もうノックアウトですね(笑)

しかもセール価格なんですから、、

お財布さえ許せば、
買わない理由を探す方が難しいです。

「はい、お買い上げありがとうございま〜す」

今回は、そうはなりませんでしたが・・

ところで、
今日のワゴンセールの中に、
面白いものがあったので紹介します。

それは、写真用のフィルムです。

いやあ、久し振りにお目にかかりました。

以前は、カメラの裏蓋を開けて、
フィルムをセットしていたんですよね〜。

懐かしいです。

でも、今でもそのタイプのカメラを、
使っている人がいるんですね。

今ではデジタルカメラの画質も、
相当向上したので、

プロのカメラマンでさえも、
フィルムを使う場面が限られているらしいです。

それなのに、
コンビニの棚に並んであったとは・・

フィルムといえば、
僕たちが知っているのは、フジカラーという
ブランドのフィルムを作っている会社、

『富士フィルム』ですね。

この会社は社名の通り、
富士山に連なる箱根をめざす電車、

『伊豆箱根鉄道』沿線にあります。

そこに『富士フィルム前』という駅名があるくらい、
地元に根付いた企業でもあります。

世界中で、フィルムが使われなくなる中で、
この企業は、
いったいどうやって収益源を求めていったのでしょうか。

今では、富士フィルムは化粧品や医薬品、
デジタルカメラ本体などで有名になり、

フィルム生産の企業から、
見事に変貌しました。

そこで大切だったのが、
フィルムを現像するために必要な、
色を生み出す技術やそれに使われる薬品の知識を
応用することでした。

つまり、基礎的な技術・知識があったからこそ、
時代の流れにうまく乗れたのだと思います。

このような考え方を、
僕たちメカニックが車に応用するためには、

材料である金属やゴム・プラスチック、燃料などに、
触れておくことが大切です。

鉄は何度で融けるのか?とか、
ゴムはどれほどの重さなのか?といった、

学校で習った理科の実験みたいな部分です。

残念ながら今の車って、
きれいにまとまり過ぎていて、

材料そのものに触れる機会が少ないんです。

ですので、
僕たちメカニックは、あえて普段の仕事に加えて、

溶接をしたり、
ドリルで金属に穴をあけたり、

簡単な作りのコンピュータだと、
ふたを開けて内部をはんだ付けしたりと、

そういった、
昔の自動車職人さんがやっていたような技術や知識を、
常に持っておこうという意識が必要です。

そうしないと、
メカニック、エンジニアじゃなくて、
ただの部品交換屋になってしまいます。

それを皮肉った表現で、
『チェンジニア』と呼ばれています。

時代の流れから『チェンジ』されないように、
基本を大切にしたいと思います。

関谷はやと

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