通販中古車 

Feom:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

先日、
企業情報誌を読んでいたとき、

『東京都内に数店舗を構える書店が倒産』
という記事が載っていました。

書店の倒産という出来事自体は、
それほど珍しいことじゃないのですが、

電子書籍や本のネット通販への対応遅れや、

売上を伸ばそうと、
資金を借り入れて多店舗化したりと、

そこに至るまでの経緯に、
やはり問題が含まれているな・・
と思わせる記事でした。

例えば同じ本を販売していたとして、

一方は、従来どおり書店での店頭販売、

そしてもう一方は、アマゾンのような、
インターネットによる通販だとしたら、

その本を買いたい、
という人に当たる可能性は、どっちが多いでしょうか?

もちろんインターネットによる通販ですよね。

こういった買い方の傾向は、
本だけに限らず、
家電製品や衣料品にも見られます。

そして車でも同じように、
自分の乗りたい車を、
インターネットで検索して、
そのまま現物を見ることもなく購入する。

こんな購入方法が、
もはや普通のことになっています。

先日も、近所に住んでいるお客様が、
中古車を購入したので、
気になる箇所をメンテナンスをして欲しい。

と言われたので、車を預かってみると、

中古車をンターネットのみで販売しているという、
お店から購入した車でした。

現実に車を見ると、僕もさすがに、
『ついに来たか』っていう感じでしたね・・

僕たちのように、
車の販売をビジネスにしている者にとっては、

中古車を仕入れる時など、
インターネットを利用して仕入れます。

ですが、
それはあくまでも同業者間でのやりとりに、
一定のルールが存在しているから可能なんです。

中古車の素性を現物を見ることなく、
ある程度判断できる技術を持っています。

車って、決して安い商品ではなく、

また一生のうちで、
そうそう買い替える商品じゃありません。

それを現物を見もせずに購入するなんて、、

今でも僕は、こんなふうに思っていますが・・

でも実はこれが、

冒頭の書店のような、
ビジネス停滞の落とし穴だったことに、
最近気づいたんです。

それは、購入によって得られる、
『満足』がどこにあるかは、
人によって違うということです。

ですから、近所のお客様にとっては、
たまたまインターネットに掲載されていた車が
自分の欲しかったものと合っていた。

それが
車の素性についての不安より強かった。

それだけです。。

実際に、僕の目の前には、

自分の判断だけで、
中古車を購入されたお客様がいるんですから・・

そう考えると、
僕たちが中古車販売ビジネスで取り組むべきこと、

が見えてくるような気がします。

関谷はやと

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