指導1 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

ちょうど1ヶ月ほど前のこと、
松山市内のあるコーヒーショップで、

僕がコーヒーを飲んでいたとき、
店内のレジ付近で、

店員さん同士が、

何やら、
商品の数が合わないとかどうとかで、

そのお店の
責任者らしい女性店員さんが、
もう一方の店員さん(男性)を指導している様子。。

その様子は、

僕が聞こうとしなくても、
耳に入って来る場所に座っていたこともあり、

この女性店員さん、、
ちょっと感情的な口調で、
一方的にまくし立てているようでした・・

指導を受けている男性店員さんは、
嵐が過ぎるのをただじっと待っている様子で、

コーヒーを淹れる作業をしながら、
ひたすら耐えるように聞いていました・・

指導の内容は、
僕にはよく分かりませんが、

とにかくきつい口調だったので、

さすがの僕も、
「もう、ええやん・・」みたいな気分です。

実はこの出来事より前に、

僕は女性定員さんには、
何度か接客をしてもらっていて、

その印象はというと、
やっぱりちょっと押しの強い感じでした・・

「この男性店員さん、いったい何したんやろう」

気にはなりましたが、

それはお店側の事情ですので、
僕がとやかく言う話ではありません。。

でも、何を言われても、
この耐え続ける店員さんに、

僕はちょっと同情しながら、
その日はお店を後にしました・・

そして今日、
再びそのお店にコーヒーを飲みに行った僕は、

先日、
しっかりと指導されていた男性店員さんに、
飲み物の注文を告げることになりました。

「あっ、こないだの店員さんや!」

あの日さすがに、
インパクトがあったので、

僕は男性店員さんの顔を、
しっかり覚えてましたよ。

このときは、
時間もあったので、

僕は大きいカップのコーヒーと、
軽食を注文しました。

このお店は、
注文時に支払いを済ますタイプなので、

僕は店員さんに言われた金額を支払い、
テーブルに着きました。

先日アマゾンで買った、
2冊で15円の本を読みながら、

コーヒーが出されるのを待っていると・・

「お待たせいたしました、ごゆっくりどうぞ」

差し出されたコーヒーを見ると、
普通サイズのカップです・・

すぐに気が付いた店員さんは、
「あっ、失礼しました。」

と言いながら、
僕の隣のテーブルに運んでいきました・・

再び店員さんが、
「お待たせしました・・」と言って、

差し出された軽食と、コーヒーを見て、
2度目のビックリです・・

はい、今度も普通サイズのカップです・・

あれっと思った僕は、
さっきもらったレシートを確認してみると、

「コーヒーR・・」

そうです・・
RはレギュラーサイズのRです。

僕の言う、
普通サイズの方のカップだったんです・・

僕が注文してから、
コーヒーが出されるまで、
せいぜい2〜3分です。

それで、
最初の出し間違いと、レジの打ち間違い、、

このメルマガを読んでくれている
あなたなら、

「レシート確認したら・・」って、
そんな辛いことは言わないと思いますが・・

その時の僕は、
1ヶ月前の出来事を思い出していました。。。

「この人、人の話聞かんのやな〜」
そう思った僕は、

今度はあの、
きつい口調の女性店員さんに同情していました。

やっぱり、
あそこまで怒られてた原因は、

この男性店員さんにあったんですね・・

『ひとつの場面だけで、
状況判断をしてはいけない』

コーヒー2杯分で勉強になりました(笑)

そして、
お店の責任者であろう女性店員さんへ。

あの時は、
適切な指導をしていたはずの
あなたに対して、

僕は、
失礼な感情を持ってしまいました。

ごめんなさい。

関谷はやと

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