本屋さんの反撃 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

朝、いつものように会社を開け、
工場内の清掃をしていると、
出勤してきたスタッフのひとりが、

「これが駐車場に落ちてました」
といって、一枚のカードを差し出しました。

見ると、
ガソリンスタンドのプリペイドカードです。

誰のかは分かりませんが、
落とした人は、
間違いなく困っているはずです。

「スタッフのみんなに聞いてみます、ありがとう。」
僕はそう言ってカードを受け取りました。

その後、みんなに聞いてみたところ、

カードは、
三栄自動車のスタッフのものじゃない、
ということが判ったので、

僕は、カードを発行している、
近くのガソリンスタンドへ届けに行きました。

ガソリンスタンドの店員さんから、
丁寧にお礼を言われ、

「朝からえー事したわ〜」と、
足取り軽く会社に戻ってきました。

そのとき僕は、
ある本に書いていたことを、ふと思い出して・・

その本を読んだのは、
ずいぶん前のことですが、

著者(日本人)の経験によると、
外国(この話はアメリカ)では、
落とした金品は、まず届けられないそうで、

なぜなら、
『落とした本人が悪い、拾った自分はラッキーだ』
という考えが元にあるからだ。

日本では、小さいころから、
『落し物を拾ったら届ける』
という考えを教えられ、

それが習慣になっていますが、

こういう感覚を身につけているのは、
どうやら日本人だけだと、
思っていた方がいいみたいですよ。

と、書いていたのを思い出しました。

確かに多民族の国だと、
落とし物一つに対しても、
色んな解釈があるのでしょう・・

一つの考えにまとめようとすると、
無理が生じます。

しかし最近では、
インターネットのおかげで、

日本のこうした道徳心や習慣が、
世界中で紹介されはじめました。

そして、
それを見聞きして心を動かされた、
世界中の人たちが自分たちも・・

というふうに、
真似ようとしてくれている。

嬉しくもあり、誇らしくなりますよね。

僕がそのことを知ったのが、

偶然にも、
拾ったカードを届けたその翌日に、
会社の隣の本屋さんに行ったときでした。

外国人から見た日本や、
日本人観を紹介した本があって、

そこには、
普段僕たちが何気なくやっていることが、
外国から見ると、とても不思議だとか、
すばらしいとか、逆にそこまでしなくても・・

など、色んな評価が書かれてありました。

さらに興味深かったのが、

この本の情報源のほとんどが、
インターネットの記事や書き込みから、
得られた情報だったのです。

あなたも知っている通り、
出版業者や本屋さんの数って、
年々減少していますよね。

その原因の一つに、
本を読まなくても、
同じ情報が手に入るようになった。

というのが挙げられます。

でもその反面、

『情報』が多すぎるせいで、
僕たちは、
何を信じていいのか分からない・・

という新たな問題も発生してきました。

そこで、出版業者の出番です。

もともと情報の裏付けを取る能力を
持っていますので、事実を整理するのは
得意分野です。

そうすると僕たちは、
世間にあふれる情報を自分で整理する。
ということをしなくて済みます。

もちろん、
事実に基づいて正しく整理された情報、
という前提ではありますが・・

『読み手が必要とする情報を選んで提供する』

本屋さんの反撃が始まった気がします。

関谷はやと

PS.先日のメルマガで紹介した、
美輪明宏さんの名字が『三輪』
となっていました。

お詫びして訂正いたします。

ご指摘いただいた読者の方、
どうもありがとうございました。

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