CNFという素材 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

以前にもこのメルマガで、
お話ししたことがありますが、

タイトルのCNFというのは、

『セルロース・ナノ・ファイバー』
の頭文字を取った略称で、

植物繊維を超微細(ナノレベル)
になるまで細かくした素材です。

で、そのCNFの特徴はというと、、

植物なので鉄より軽い(半分から1/5)
のはもちろんなんですけど、

さらに強度も鉄の5倍以上(驚)あるため、

鉄のほか、プラスチックのような
石油製品の代わりとして、
車の部品にも採用され始めた、

いま最も注目を集めてる素材のひとつなんです。

ところで、
『鉄よりも軽くて強度がある素材』で、
車のボディーが作れるとなると・・

当然今までの車よりも、
シンプルな構造でボディーになるはずです。

しかもCNFの原料って、

例えば春先に、
『大根のおでん』を食べたりすると、
繊維ばった筋(すじ)みたいなのが、
口の中に残りますよね・・(笑)

実は、
その筋の部分が原料らしいんですが、

これって、ハッキリいって、
今までは不要だった部分です。

それがCNFという新素材に・・

いや〜科学の力って、
本当にスゴイというか奥が深いというか、

もしかしたら、

世の中には『不要なもの』なんて、
存在しないんじゃないか!?

そんな感じさえします。

話は逸れますが、、
そういや、この前TVのバラエティで、
『蚊』の研究をしてる少年が登場してましたが、

僕にとって、
蚊は厄介なだけの存在なのに、

その少年にとってみれば、

この世の中で蚊の役割って何だ!?
というテーマになるくらい真剣に、

蚊の可能性を研究してるんで(ダジャレじゃなく)、、

もし将来、蚊から、
世に役立つ何かを発見した時には、

CNFが発明された時みたいに、

蚊の評価が一気に変わるかも知れません。

また、
CNFの原料は植物繊維なんで、
素材を作ってるのは、
繊維メーカーとか製紙メーカーです。

すると、、この先、
車の材料にCNFが使われ始めると、

それまで自動車メーカーに素材を納めてた、
鉄鋼メーカーや樹脂メーカーにとっては、
それこそ死活問題です!

まあ、、樹脂メーカーの場合は、
応用が効きそうですけど・・

こんな風にいま、
『自動車』という乗り物は、
エンジンから電気モーターへと、
動力源が変わっているのと合わせて、

ボディーや内装といった部分も、
素材が変わることで、

車のスタイルさえも変わろうとしています。

そうなると、、

いま三栄自動車でやっている、
ボディー修理の方法も、

これまでとは全く違ったやり方になるはずです。

なので、
僕がやるべきことは、
さっきお話しした、
『蚊』の研究をしてる少年みたいに、

これからもずっと『車』の研究を

やり続けることでしょうね〜(笑)

関谷はやと

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