よく見かけるようになった『ダイソン』 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

今から2ヶ月ほど前に、

会社である商品を購入したら、

その『景品』として

購入先から『ダイソン』の、
『コードレス掃除機』が送られてきました。

ちなみにダイソンは、
イギリスの家電メーカーです。

しかしダイソンって、
最近テレビCMでも、
よく見かけるようになりましたよね〜

また一時期は、

CMに登場してたのがタレントじゃなく、

創業者の『ダイソン氏』本人だったのも、
日本のCMに慣れた目には新鮮でした。

ところで、

コードレス掃除機といえば、

別に目新しいものじゃなく、
それまででも売られてましたが、

ただ日本のメーカーが販売してたものは、

そのほとんどが、

コード付き掃除機のアシスト的な感じで、

吸引力にしても、種類にしても、

そこまで力を入れてませんでした。

たぶん、その理由は、、

日本の安定した電気事情のおかげで、
部屋には必ずコンセントがあるため、

わざわざコードレスにしなくても、
掃除機が使えるからだと思います。

それともう一つは、

『コードレス』だと、

掃除機の電源をコンセントじゃなく、
電池にする必要があり、すると逆に、

電池の重さがネックとなって、、
あまり大きな(強力な)掃除機にはできず・・

なので、
コードレス掃除機の出番があるのは、

単身者向けの部屋といった、
部屋サイズが比較的小さなところか、

掃除機の作動音を小さくするために、
あえて吸引力を弱くする必要がある、

というような限られた場面でした。

ところが、

『サイクロン式』と呼ばれる、
吸引したゴミを遠心力によって分離する、
掃除機では世界初の技術を使って、、

『小さくてもパワフル』

という触れ込みで登場した『ダイソン』が、

小さなモーターでも、
コード付きの掃除機と同じくらいの
吸引力が得られる掃除機を開発しました。

すると、
『コードレスが1台あれば十分』

という風に、
コードレス掃除機に対する認識も大きく変わり、、

その結果、今までは、
コンパクトにせざるを得なかったのが、

逆に、
手軽さとか便利さというメリットとなって、
売れるようになりました。

しかし、、売れるのが分かると、

他社も新型の『コードレス掃除機』を、
次々と市場に投入してくるようになって、

今までみたいに、
性能の差だけでは売れなくなりました。

じゃあ、

それならCMをバンバン打てば、

他社よりも優位に立てるだろう!と、

そう行きたいところですが・・

なにぶん『予算』があるので、

あんまりお金をかけ過ぎると、
『広告費倒れ』になって儲かりません・・

そこでダイソンは、別の方法を使って、

コードレス掃除機のCMを打つことにしました。

それが、

掃除機にしてはカラフルな色使いにしたり、

新技術の『サイクロン式』をイメージした、
独特のデザインを施したりと、

とにかく目立たせて、

『人目を引くこと』に重点を置くことと、

さらに、色んなビジネスの
『景品』として使ってもらうことで、

あとは商品を提供するだけで、

相手の費用で
『人目に触れる』ようにすることでした。

こうやって、

コードレス掃除機の市場では、
次の新しい販売競争がスタートしました。

そんなことを考えて周りを見てたら、

三栄自動車で販売している、
スズキの新車とかブリヂストンタイヤといった、

メーカーの期間限定キャンペーンに、

なんと!ダイソンのコードレス掃除機が、

景品としてアップされてたんですね〜

どおりでダイソンが目についた訳です(笑)

関谷はやと

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