臨機応変とこだわり。　

From：関谷はやと

松山市内のカフェにて・・

車で市内を走っていると、、

以前は、その場所にお店か何かがあった所が、
『更地』や『空き店舗』になっていたりすると、

「前は何のお店やったっけ・・？？」

自分に用事がなかったお店の場合だと、

特にそう感じることがあります。

ところで、

最近よく目につくようになったのが、

スーパーや洋品店、電気屋さんなどの、

『小売り店』です・・

原因と言えば、

これはやっぱり、

『インターネット・ショップ』が、
台頭したことが挙げられます・・

お店に出向くことなく、、

また、
お店の営業時間を気にすることなく、

あらゆる商品が手に入ります。

おまけに、

それまでパソコンの前でしかできなかったことが、

今は『スマートフォン』を手にしながら、
どこにいても買い物ができるようになりました。

もちろん、

実際に商品が流通されるのは、
商品の購入が完了してからなので、

従来のように店頭に在庫しておく必要もないため、
流通コストが下がります。

それを商品の販売価格に反映することで、
買い物をする人にとっても、

『価格のメリット』を受けることができます。

こうなると、

『絶対に手に取る必要がある商品』でしか、
店頭に置けなくなりますよね。

つまり、
『希少性が高い商品』とか、
『そこでしか売っていない商品』といったものです。

突き詰めれば、そうなります・・

しかし、
そういった商品って、そうそうありません・・

そこで冒頭のような小売り店は結局、

インターネット・ショップや、
品ぞろえの豊富な大型店舗に、

取って代わられる、ということになります。

厳しいですが、これが現実ですね・・

というふうに、車とは違う業種なら、

他人事のように言えるんですけど、

実は車業界でも、
すでに同じことが起きているんです・・

まずは、カー用品がそうですね。

タイヤ、オイル、バッテリーはもちろん、

最近だと、車自体をインターネットで購入する、

という方も多くなりました。

ただ、先ほどの小売り業の方たちと違って、

僕たちのように、
車のメンテナンスに携わる者にとって良いことは、

タイヤ、オイル、バッテリーを交換したり、

車の調子を診ることができる、

『技術』を持っているということです。

つまり『技術』そのものが、

僕たちにとっての『商品』となるんです。

これをスーパーや洋品店に応用すると、

例えば、
お客様が食材を持ち込んできたら、

その調理を請け負う、というビジネスもできそうです。

洋品店なら、
お客様が自分の気に入った生地を持ち込んで、

その仕立てを請け負う、ということです。

そしてスーパーなら、
他に付け合わせる食材を一緒に販売する、

洋品店なら、
一緒にコーディネートできるアイテムを販売する、

そうやって、
これまでとは逆の発想をすることで、

『新しい小売り店』が誕生します。

ちょっと希望が見えてきましたよ！（笑）

こう考えると、
先行きも明るいんかな、と思えそうですね・・

しかし！！

車業界に関して言えば、

さっき話したように、もうすでに、
この形態のビジネスになっているんです。

おまけに、

タイヤ交換は別として、
オイルやバッテリーのメンテナンスなど、

それまで『技術』と言われてたものが、

インターネット上に『情報』として、
流通されるようになったんですね・・

この『情報』の出所も、
僕たちと同じメカニックのことも多いんで、

つまり、その気になれば、

どなたでもメカニックになれてしまうんです！

さあ困りました・・

関谷はやと

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