燃費にまつわる都市伝説・・　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

『究極のエコカー』として、
トヨタから、水素を燃料とした車、
『ミライ』が発売されて半年以上経ちます。

そしていよいよホンダからも、
『クラリティ』という名前で、
発売されました。

実はホンダの『クラリティ』は２代目で、
デビュー当時は、その価格が１億円と、
とうてい一般庶民の買えるものではなく、

実証実験的な意味合いが強く、
官公庁や企業向けのリースのみという、

どうにも分かりにくい、
こっそりとしたやり方で使われてました。

それが、ミライとほぼ同価格で、
乗ることができるようになっただけ、
進歩したといえますね。

でも今回も、小売りではなく、
リースのみということらしいんですが・・

リースということは、
勝手に転売できないので、

当然中古車としては市場に出てきません。

つまり流通やサービスに関する、
車を消費財としてとらえたデータ、

不特定多数のユーザーからのデータは、
まだ必要ないんでしょうね・・

一定期間、同じユーザーに、
使ってもらうことで、

車自体の使用過程中のデータを、

もっと集めたいんだと思います。

それだけ普通の車とは違う、
ということですね・・

たしかに水素燃料って、
僕たちには未知のものです。

そういえば四国には、
まだ水素ステーションすらありません。

このままだと四国は、
本当に離島になってしまいます（笑）

ところで、
この水素を燃料とした車は、

１回の水素充填で、
約７００ｋｍほど走れるそうで、

もし松山市内に
水素ステーションができたら、

往復で大阪・京都あたり、
片道で静岡県あたりまで走れる計算です。

すごいですね。

その間排気ガスを出さないんですから、

まさに究極のエコカーです。

ところで、
車には燃料タンクが搭載されていて、

モーターやエンジンの能力によって、
燃費（燃料消費量）が決まります。

ガソリン車の場合だと、
今の最高燃費は、４０ｋｍ/?ほど、

つまりガソリン１リットルで、
４０ｋｍ走行できるんです。

カタログでのデータなんで、
実際にはもっと少ないんですけど、
それでもすごい数字ですね。

でも、この車のガソリンタンクって、
せいぜい３０リットル程なんです。

もし１００リットルのタンクを
搭載していたら、
１回の給油で日本一周が可能です。

聞いた話なんですが、

でも、そうしないのには訳があって・・

車が何かの事件に利用された場合、

その車が、いやでも
停まらないといけない状況にするため、

ある程度の距離を走ったら、
給油しないといけないように作っている、

という話。。。！？

この件については、僕も全然調べてないので、
根拠はありません。

でも、
いろんな人がそう言っています・・

もっともらしく聞こえますが、

本当に１００リットルのタンクにしたら・・

燃料だけで１００ｋｇ近くになって、
重くて燃費が悪くなるやろっ！と、

よく考てみると・・あれ？？みたいな、

こういうのが、
『都市伝説』と言われる類の話題なんでしょうね（笑）

関谷はやと

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