２０３０年までに目標達成するには　

From：関谷はやと

先日このメルマガで、
ＥＶ向け充電施設の設置数増加が
求められている現状に対して日本政府は
２０３０年までの目標に掲げていた
１５万基から倍増して、３０万口へと
目標を倍増した件についてお話ししました。

まあ倍増するといえば聞こえは良いですが、
実際には約３万基程度に留まっていて、
目標の１割にしか達していないのが現状です。
という訳で今後は
急ピッチで充電施設が増えていくでしょう・・

ところでＥＶに充電する際に、
一番よく使われている方法は、
ＥＶを使用する家庭や会社の駐車スペースで
充電を行う『基礎充電』と呼ばれる方法で、
主に電気料金の安い深夜電力を使用します。

その次に多いのが、
買い物や仕事・学校、観光施設といった
目的地で充電をする方法です。

そして今お話しした２つの例より
充電施設の数は少ないですが、
自宅や会社から目的地に向かうまでには、
１回も充電せずに済む時ばかりじゃなく、
途中で充電が必要になるケースもあります。

そこで、
ガソリンスタンドのような給電施設や
高速道路のサービスエリア、
コンビニに設置された急速充電器などで
充電する方法を経路充電と呼びます。

ただ、こうして充電施設を増やすにしても、
元となる電力（発電能力）が足りてなければ
目標通りには進みませんよね。

ＥＶの台数が増えるということは、
この先、間違いなく電力需要も増える訳で、
すると重要になってくるのは、
充電施設の設置数を増やすのと同時に
どうやって発電量を増やす（確保する）か？
その見通しを出さなければ、
目標達成への気運も上がりません。

そう考えると、いま最も求められるのは
『こういう方法で発電量を増やします！』
という明確な方針だと思います。

関谷はやと

 
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