鳥社会にも大きな変化が　

From：関谷はやと

インターネットの話題欄に
ここ数年で東京都心部に生息する鳥の勢力図が
大きく変わってきた、という記事がありました。

どんな風に変わったのかというと、
東京に限らず地方の市街地でも問題になっている
カラスの数が、ここ数年で減少しているそうで、

その理由は
これまでカラスのエサ元となっていた生ゴミが
ごみ箱ステーションの金網化によって
荒らされにくくなったことでエサが減り、
その結果カラスの繁殖数も減ったことで
カラスの群れが小規模になりました。

するとこれまで、
大規模なカラスの群れに追いやられる形で
都心部周囲の野山に生息していた
オオタカやハヤブサのような猛禽類（猛禽類）が
エサとなるカラスを狙って都心部に住み着いたことで
鳥社会の勢力図が大きく変わったんですね〜

たしかに
都市部に生息する鳥類の頂点といえばカラスで
その理由はこれまでの都市構造・機能そのものが
カラスにとって安全で快適になっていたからです。

また別の識者から聞いた話では
カラスを捕獲して繁殖や成長を抑えてくれていた
『野良ネコ』が街からいなくなったことも
カラスを鳥社会の頂点にした理由だと
述べていました。

ということは、
鳥害と言われるまでに増えすぎたカラスも
元をたどっていけば
自分たちが暮らしやすくするために
自然界の生態系を変えてしまった
僕たち人間にあるんじゃないかと・・
記事を読みながらそんな風に思いました。

関谷はやと

 
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