白昼堂々の出来事　

From：関谷はやと

ニュースでも報道されていましたが、
先日、銀座の高級時計店に白昼堂々
強盗が押し入るという事件がありました。

ニュース映像を見たんですけど、
まさに映画やドラマさながらの強盗事件、
そんな印象を強く受けるニュースでしたね。

しかも驚きなのが、
今回店舗に押し入った３人組と
逃走車の運転手役１名を合わせた４人の
全員が十代、高校生も含まれていたそうで、
とうとう日本もこの年齢層にまで来たのかと・・

ところで、
ニュース映像を見て気になったのは、
世界的にも有名な高級ブランド時計を
扱っているお店のはずなのに警備員というか、
強盗されるのを阻止している様子が、
全く入ってなかったことです。

たしかに、
人命よりも大事なものは無いので、
下手に強盗を刺激して返り討ちにあっては
元も子もないですから・・
商品が盗られるくらいで済むなら、
そうさせておけ、という考えもありますが。

それにしても銀座といえば、
今回の被害に遭ったお店だけに限らず
高級ブランド店が集まっていることで、
世界的にも有名なエリアのはずなのに。

これは世界の中でも
比較的安全だと認識されている
日本だからなのかどうか分かりませんが、
お店側も安心しきってたんでしょうか・・

まあ現在の治安状況を考えると、
お金はかかるかも知れませんが、
常時に店内にガードマンを設置するとか、
何かしら対策をする必要がありそうです。

このニュースで思い出したんですけど、
以前読んだ本の中に、
今から４０年以上も前の話ですが、
ニューヨークで高級品専門の運送業を
営んでいた日本人ビジネスマンがいて、

その方いわく、
商品を倉庫に保管する際の警備会社は
最低でも２社以上と契約することだと。
その理由は察してもらいたいんですけど、、
『海外あるある』とだけ言っておきましょう

それがトラブルの抑止力となり、
商品が盗難に遭う可能性も一気に下がるという、
まあ何事も簡単に信用しちゃダメで、
逆にいうと信頼関係を築くためには
長い時間と多くの努力が不可欠だ
ということを説いていました。

そう考えると、
安全を手に入れるためには
それなりのコストが必要だというのは、
この日本においても、もはや常識で、
僕たちも認識を改めなくちゃいけないと、
つくづく思い知らされました。

関谷はやと

 
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