余ったネジをお金に換える方法　

From：関谷はやと

以前このメルマガで、
アメリカでネジを売るビジネスで成功した
企業のお話しをしたことがありますが、

どうやって成功したのかというと・・
ネジの製造工場やネジを使う組み立て工場、
あるいはネジの問屋・卸業者などから、
使い余ったネジや売れ残ったネジを
とにかく買取り、それを広大な倉庫に保管し、
百万種類以上のネジをデータベース化して
即納できる体制を整えたんですね。

すると、ある組み立て工場で、
ネジがあと数本ずつ足りないので、
今日中に機械が完成させられない！
つまり『今すぐ間に合わせたい！』
みたいな事態が起こった場合、

先ほどのネジ商社に問い合わせると、
たとえ1個からでも必要な種類と数量の
ネジを即納してくれるんですね。

ちなみに、
こうした組み立て工場というのは、
たいてい数週間から数か月分のネジを
卸業者から定期的にまとめ買いすることで
その分仕入れ価格を抑えているんですが、

製品の作り直しで余分にネジを使ったとか、
ネジを床に落としてしまって再使用できない、
みたいなケースが積み重なると、
一瞬ですがネジが足りなくなることがあり、
そんな時に助かるのがこのネジ商社です。

ただ販売価格は、まとめ買いする時よりも、
数倍から１万倍以上するそうですが・・

といっても、
ネジ自体は１個当たりの単価が安いので
『とにかく今すぐ間に合わせたい』
という状態なら価格よりも優先されるのは
何よりも『時間』なので、そのネジ商社には
全米各地から毎日注文が入る訳です。

しかも、
さっきお話ししたネジを作っている工場や
ネジを使う組み立て工場からも、
余ったネジの保管に困るから‥という理由で、
買い取りの問い合わせが入るので、
仕入れに困ることもないそうです。

一方、日本でよく見かけるのは、
こうした余ったネジを再販するんじゃなく、
金属や樹脂といった資源として引き取り、
流通させるビジネスなんですが、
ただこの場合は、
資源相場に左右されるだけじゃなく、
素材の価格が上限となるため、

さっきお話ししたネジ商社よりも、
ネジ１個当たりの収益性は、
どうしても低くなってしまいます・・

そう考えると、
このネジ商社が扱っているのは、
文字通り『ネジ』な訳ですが・・

でも実際に売っているモノというか、、
ビジネスの本質は、ネジが足りなくて、
次の工程へ進めないことによる損失を防ぐ、
『時間のムダを取り除くビジネス』
そして対象となるのは、
『今すぐネジを必要とする場面』
だといえます。

関谷はやと

 
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者：関谷はやと　（三栄自動車）

〒790-0054　愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ: 　https://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com

メルマガは自動配信がおススメ（無料です！）
希望される方はコチラ↓の登録フォームまで
【三栄自動車のメルマガ】
https://55auto.biz/3ei-jseibi/registp.php?pid=1

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。
↓
https://abizmail.biz/brd/55s/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=R68KhDVcOQysJod5tX