電線盗難事件のニュースを見て 

From:関谷はやと


インターネットのニュース欄に、
昨年12月、山梨県に設置されている
市営ソーラー発電所の地下に埋設していた
銅製の送電ケーブル約3千メートルが、
何者かによって切断され、そのうちの
約半分ほどが盗難され(およそ1900万円)
この影響により通常の4割近くの送電機能が
失われてしまったそうです・・

ちなみに復旧工事の費用は9千万円程で、
期間も8月までかかる見込みなんだとか。

またこの発電所には、
防犯カメラなどが設置されておらず、
この件をきっかけに
警備会社と契約するための予算
(1500万円)も必要になるそうです。

ところで、
この手の盗難事件を見聞きするたびに思うのが、
発電所って、その地域で暮らす人の生活には
無くてはならないインフラの1つですよね。

ということは、、
普通に暮らしている人々の生活を脅かした、
そんな見方もできるので、
単なる盗難事件じゃなく、
もっと厳しい罪として認識させていかないと、
中々減らないような気がします・・

そう考えていくと電気も、
テレビやラジオ、Wi−Fiの電波ように、
無線で送電できるようになれば、
これまで盗難の対象になっていた
電線そのものが要らなくなるんですよ。

ちなみに、この無線送電技術というのは、
決して非現実的なことを言ってる訳じゃなく、

空中を飛び交っている電波の出力を
はるかに大きくしたものが電気と見立てれば、
分かりやすいんじゃないかと思います。

ただ大きな出力の電気が
空中を飛び交うということは、
当然その電気に触れると感電するため、
安全性という面では、
やはり電線を使ってでも送電するのが、
今のところの着地点なんでしょう。

また電気について、
さらに大きな視点で考えていくと、
そもそも磁力を持って回転している
地球自体が一種の大きな発電機だ、
という見方もできます。

一説によると、寒い国で見られる
『オーロラ現象』の発生原理も、
磁力を持つ地球が回転することによって、
空中に強い電気を帯びることで発生する、
とも言われてるので、

もしかすると将来、
ああいった現象を利用して、
空中に発生する電気を取り込む技術が
開発されるかも知れませんね〜

関谷はやと

 
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