3(スリー)リッター・カー 

From:関谷はやと

かつて、世の中に電動車という言葉すら
無かった時代(今から30年ほど前)に、
世界中の自動車メーカーは、
3リットルの燃料で100kmの距離を
走行することができるエンジン車、
いわゆる『3(スリー)リッター・カー』の
開発を目標にしていました。

これを燃費に換算すると、
100km÷3リットルなので、
リッターあたり約33kmとなるんですが、
当時は、その3分の1から半分程度の燃費
(1リッターあたり10〜15km)でした。

でも、なぜ燃費の目標を
3リッター・カーにしたんでしょうね?
単純に考えると燃費が伸びれば
燃料費が安くなるのは分かりますが、

例えば500km走るなら
燃料が15リットルあれば足りるな・・
みたいに計算しやすいからでしょうか?

それとも、
当時の技術を元に導き出した目標値が、
たまたま1リッターあたり
33kmだったからでしょうか?
という訳で今回は、
その燃費について考えてみたいと思います。

ところで、
3リッター・カーという言葉が出てから
30年経った現在では、
車のカタログに記載されている燃費も、
限りなく3リッター・カーに近づきましたが、、
でもそれは、エンジンとモーターを併用する
HVのような電動化の技術が普及したことで、
ようやく実現できた数字です。

たしかに今どきの車であれば、
燃費を意識しながら上手に運転すれば、
エンジンだけの車でもリッター33kmを
達成することは出来るかも知れませんが、、

まあ、でもそれには
ドライバーの運転技術が必要なので、
車(エンジン)の性能だけで、
燃費を達成したという訳じゃありません・・

とはいえ、技術の進化によって、
エンジン車の燃費が伸びたのは事実で、
ようやく3リッター・カーが
目前になってきたぞ!
そう思った矢先に車の主流がエンジンから
電気モーターへ移ろうとしているのも
また事実です。

せっかくなら、
このままエンジン技術が進化して、
もっと燃費を伸ばして欲しいなと、
個人的には思いますが・・

ここで本題に戻ってなぜエンジン技術者は、
3リッター・カーを目指したのか?
しかも目標達成が見えてきた状況で、
そのエンジンから遠ざかるように
電気モーターへ移ろうとしているのは
どうしてでしょうか?

考えがまとまり切らなかったので
続きは次回以降にお話ししたいと思います。

関谷はやと

 
***********************

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者:関谷はやと (三栄自動車)

〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ:  https://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com

メルマガは自動配信がおススメ(無料です!)
希望される方はコチラ↓の登録フォームまで
【三栄自動車のメルマガ】
https://55auto.biz/3ei-jseibi/registp.php?pid=1

***********************

メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。

https://abfll.biz/brd/55s/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1

愛媛・松山のレンタカー・車検整備・板金・塗装なら
三栄自動車!
TEL:089-972-1082 受付時間 9:00-19:00
(祝祭日は9:00-17:00/但しサービス工場は休業)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です