バイオ燃料が注目される理由 

From:関谷はやと

車業界向けの日刊紙に、
エンジン車から排気ガス中に含まれる
CO2(二酸化炭素)を削減するため、
石油を原料とする従来の燃料から、
『バイオ燃料』の利用拡大が進もうとしている、
という記事がありました。

ちなみに、その市場規模は
2030年には6.5兆円規模!?となり、
さらに右肩上がりで伸びると見込まれています(驚)

ところで、
この最近はバイオ燃料の名前自体を、
車業界でもよく聞くようになったんですけど、
生物や生命を意味する『バイオ』という名称が
付いている通り、その原料には植物や
植物以外の生物が使われていて、

最も代表的なのは使用済みの天ぷら油で、
そのほかにはトウモロコシやサトウキビ、大豆
パーム(ヤシの木に似た植物)などです。

ただ、トウモロコシや大豆などは、
僕たちの食料とバッティング(競合)するため、
現在のバイオ燃料は、食料などと競合せず、
また森林破壊といった問題を起こさない
主原料が使われているそうです。

その中で最も注目されているのが、
水中に発生する『藻(も)』に似た
『ミドリムシ(ユーグレナ)』という生物です。

ところが、
ここまでの話を聞いたあなたは、
もしかすると・・

たしかにCO2排出量を削減するために
石油系からバイオ燃料に代える動きがあるのは
よく分かったけど、、でも車のエンジンで使えば
バイオ燃料だってCO2を発生するじゃないか!?
という疑問を持ったんじゃないかと・・

たしかにその通りで、
エンジン車に使う燃料というのは、
石油系でもバイオ燃料でも主原料は
CH(炭化水素)という成分なので、

燃料がエンジン内部で燃焼した際に、
空気中の酸素(O2)と結びつくことで、
CO2を発生するんですね。

『だったらCO2削減にならないのでは!?』
そう言いたくなりますが・・

バイオ燃料の原料となる植物は、
その成長過程で日光が当たった葉が
CO2を栄養分として取り込む代わりに
酸素(O2)を排出する、
いわゆる『光合成』を行っているので、

バイオ燃料の原料となる植物が育った、
イコール、エンジンで発生するCO2を
すでに吸収しているので、CO2排出量が
プラスマイナス・ゼロという理屈になります。

これを
『カーボンニュートラル』と呼んでいて、
たとえエンジン車で走ったとしても、
世の中にあるCO2の総量は変わらない・・
という考え方の元になっています。

関谷はやと

 
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