(まだ暑いけど)スタッドレスタイヤの話
僕が住んでいる松山では、
今日本に接近している台風の影響なのか、
この時期になっても昼間の気温が35度と、
本当に残暑の厳しい日が続いています。
ところがタイヤ業界では、
すでに冬用タイヤの生産に入っていて、
そのため、今冬シーズンどの程度需要があるか?
という見込み調査も、実は暑い8月のうちに
終了していたんですね〜
そんな中、タイヤ関連のニュースに
『スタッドレスタイヤのレンタル事業』を
三栄自動車のような整備工場向けに
展開している会社の記事を目にしました。
具体的には、
あらかじめホイールに組み込んだ
スタッドレスタイヤをサイズごとに揃えておき、
降雪や路面凍結といった需要期に合わせて、
1〜3日単位でレンタルするシステムです。
ちなみに軽自動車の場合は、
3日間のレンタルで5000円程度・・
ユーザーにとっては、
スタッドレスタイヤを買い揃えるよりも
リーズナブルな金額で装着でき、
さらにタイヤの保管場所も気にせず、
降雪や凍結路面を走ることができるので、
メリットは大きいと思います。
一方で、
このシステムを利用する整備工場は、
運営会社から毎月5万円で
(期間3年、販促費等込み)
ホイールとスタッドレスタイヤのセットを
5〜7台分借り受ける形で
ユーザーにレンタルしていくんだそうです・・
ちなみに、
実験店舗でテストした結果、
需要シーズンとなる11月から、
翌年3月までで毎月平均100件ほどの
問い合わせがあったんだとか・・
ここで簡単な収支計算をしてみると、
まず整備工場にとっての投資額は、
月5万円×12ヶ月×3年間となり、
合計すると180万円です。
そして気になる収入は?
需要シーズンとなる11月〜3月に、
フル稼働したとすれば4ヶ月×30日で
120日となります。
そして1回のレンタルが3日単位なら、
スタッドレスタイヤ1セット当たりで、
120日÷3日で40件のユーザーに
レンタルできます。
この40件からの
レンタル料が5000円だとすれば、
1セットあたり20万円の収入です。
これが5〜7セットあるので、
1年間で100〜140万円、
3年間だと300〜420万円・・
『何だ、簡単に儲かるじゃないか!?』
と思いたくなりますが、
でも現実はそんなに甘くありません・・
何より降雪や路面凍結って、
いつも起きている訳じゃなく、
需要シーズン中にレンタルしようかな?
と行動するタイミングも限定される上、、
その時だけに集中してしまいます。
なので、僕の経験からだと、
良くいっても収支トントンじゃないかと・・
じゃあ整備工場にとって、
一体何のメリットがあるのか?
それは、
スタッドレスタイヤのレンタルを始めることで、
新しいユーザーが獲得できるんですね〜
その視点から見ると、
面白いシステムなのかも知れません。
関谷はやと
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