バッテリー・トラブル対応に新たな課題が　

From：関谷はやと

先日このメルマガでもお話ししましたが、
僕が住んでいる松山では今年８月、
最高気温が３０度を下回った日が無く、
その影響からか車の修理内容では、
『バッテリー交換』の件数が多かったです。

その理由は、
車室内の温度を下げるためエアコンを
フルパワー・モードで使う場面が多く、
その電源となるバッテリーに
過度な負担が掛かった結果、
交換の必要性が生じたためです。

まあ、
三栄自動車に入庫しているタイミングで
バッテリーの劣化が分かれば、
そのまま交換すればよいので、
路上でバッテリートラブルに見舞われる・・
というケースはかなり防げますが。

ところで、
車業界向けの日刊紙に
ロードサービスに関する記事が
載っていたんですけど、

ロードサービス出動理由の中で、
『バッテリー・トラブル』は、
エンジン車に限らずＨＶやＥＶでも
共通して常に上位にあるそうです。

ちなみにＥＶの場合は、
走行用バッテリーの電気が不足して
走れなくなる『電欠（でんけつ）』と、
（エンジン車のガス欠から来ています）

さっきお話しした、
エアコンやナビ、オーディオといった
電装品を作動させるために装着している
『補機（ほき）バッテリー』のトラブルと
大きく２つに分けられ、近年では、
補機バッテリーのトラブルが増えています。

というのも、ＥＶ充電設備の方は、
主要な道路やショッピングセンターなどに、
ある程度配備されてきたのに加え、

ＥＶの電力効率が上がったことや
走行用バッテリーの容量が大きくなって、
１回あたりの充電で走行できる航続距離が
以前よりも伸びたことで、
目的地に行く途中に電欠してしまう、
というケースが減ったためです。

またバッテリー・トラブルに関連して、
最近ではスマートフォンを
車のキーとして代用できる車種も増えいて、
こうした車をロードサービスで搬送する場合、

スマートフォンには、
車を始動させる以外の機能や情報が
満載されているためセキュリティの面からも
今後の課題になっている・・とありました。

『スマホ１つあれば何でも操作可能に』
一見すると便利なようでも、

ひとたびトラブルに見舞われると、
その対応のために、これまで以上の
手間と時間がかかってしまうんですね〜

関谷はやと

 
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