黙飯（もくめし）　

From：関谷はやと

ＹｏｕＴｕｂｅの中に、
和洋中華を問わず全国の街中にある、
ごく普通の食堂で料理が作られて、
お客さんに提供されている様子を
数台の定点カメラで撮った映像にして
淡々と流している
『黙飯（もくめし）』という番組があります。

番組といっても、
普段僕たちがご飯を食べに行くお店と、
何も変わらない映像なんですけど、、
そこは制作者の努力というか・・

店主さんに頼んだであろう、
厨房に据えられた定点カメラが、
何とも言えない臨場感を醸し出していて、、
よくあるメニューなのに、
ついつい見入ってしまって、
しかも、なぜだか飽きないんですよね〜

ちなみに、こういった飲食店内の様子を
淡々と放映している番組は他にもありますが、
思い返してみると、
僕がこの手の番組を見始めたきっかけは、
コロナ禍の影響で気軽に食堂へと
足を運べなくなった頃からです。

『黙飯』を見ていて気付いたんですけど、、
ここに登場するお店の特徴として、

ほとんどのお店の店主さんが
（あるいは料理人）年齢の高い方ばかり、
そりゃあ、
どの街にでもありそうな食堂とはいえ、
番組に取り上げられるということは、
料理の味やボリューム、業歴など
地元では、それなりの知名度があるはずなので、
そういう方がお店をやっているのもうなずけます。

それと、もう一つ気付いたのは、
料理を食べてないので味の判定できませんが、
（お客さんの様子を見てると美味しいのは確か）
どのお店のどのメニューも、
とにかく安い（割安感がある）んですよね。

感覚的には、
大手ＦＣ（フランチャイズ）の価格と比べ、
２〜３割程度安い感じです。
なので、そんな価格で提供してて大丈夫か！？
見ている方が心配になるくらいです。

まあ、地元に住んでる人の中には、
毎日のように通ってる人もいるはずなので、
安いに越したことはありませんが・・
（安いだけじゃなく美味しんだと思います）

それでも、早朝から営業してるとか
（早いお店で午前4時から！驚）
お昼ご飯から始まって深夜までやってるとか、
そのくらいしないと、
お店の運営が成り立たない・・
（とコメントしている店主さんもいました）
つまり、収支ギリギリで運営してるお店が
ほとんどだったんですよね。

余計なお世話化も知れませんが・・
昨今の食材や水道光熱費の高騰を考えれば、
価格に柔軟性を持たせて、
もう少しお店の運営に余裕が出る
価格設定にした方がいいなあと。

何より、
お店が立ち行かなくなってしまえば、
二度と味わうことが出来ませんからね。

関谷はやと

 
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