（補助金は）ありがたいけど・・　

From：関谷はやと

今から２年と少し前になる、
２０２０年の初頭でしたか・・
新型コロナウィルスの感染拡大によって、
世界中が大混乱に陥りました。

それによって、
これまでの日常生活を始め、
経済活動や地域活動、職場や学校など
社会全体が大きな影響を受け、
その中でも最も影響を受けたのが、
医療関係じゃないかと思います。

そんな中、
政府は緊急の経済支援策として
国民１人あたりに、
１０万円の定額給付を実施しました。
仮に対象者を１億２千万人だとすると、
合計で１２兆円にもなります（驚）

あの時、
こりゃあ、ありがたいね〜と思う反面、
『一体どこにそんなお金があったんだ！？』
そう感じたのは僕だけじゃないはず。

そして、この辺りからですかね、、
国や自治体からの補助金の種類が増えて、
財布のひもが緩んだ感じがするのは・・

特に車関連でいうと、
ＥＶの購入補助金などは最大で８５万円と、
こんなに出して本当に良いのか！？
と思えるくらいの額ですが・・この補助金が、
ＥＶ普及の後押しになっているのも確かです。

さらに、つい先日も
車関連情報のサイトで知ったんですけど、
車から排気ガスを出さない
『ゼロエミッション社会の実現を目指す』
という名目で電動バイク（ＥＶバイク）にも
購入補助金が支給されてるんですね〜
（電動アシスト自転車じゃないですよ）

その中でも、
特に東京都在住の人が、
ＥＶバイクを購入する場合は、
国からの補助金（６万円）に加えて、

さらに同じクラスのエンジン付バイクと
同額になるまで補助金が出るそうで（驚）
（車種により上限１８万円または４８万円）

この補助金制度を利用して
ＥＶバイクを購入すれば、
エンジン車との価格差が
実質的にゼロとなるどころか、

価格によってはＥＶバイクが
半額以下で購入できてしまうという、
超大盤振る舞いの制度なんですよね。

たしかに、
一般的にはエンジン車よりも
材料費や製造コストの掛かる
ＥＶバイクの方が値段が高いので、
バイクの購入を考えている人にすれば、
さらに選択肢が広がることになりますが・・

ただ、いくら経済対策だとか、
ゼロエミッションのためだとはいえ、
こうした補助金マシマシの風潮って、
本当に経済を活性化させるためのものか？

というのも、
『あの時に補助金出してるんだから、
その分増税させてもらいますよ！』
みたいなことを後から言われかねないと・・

まあ一部の業種だけじゃなく、
日本全体の景気見通しが良くなるまで、
増税しないっていうなら補助金マシマシでも
別にいいんですけどね。

関谷はやと

 
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