次々と発表されるEVを見てたら・・
トヨタの高級車ブランド『レクサス』から、
ついにバッテリー式のEV(以降BEV)
『レクサスRZ』というモデルが発表され、
今年の秋頃に販売されるそうです。
ちなみにこのモデルは
先日このメルマガでも話題にした、
トヨタ初のBEV『bZ4X』と、
スバルから発売される『ソルテラ』と同様
共通のプラットフォーム(車台)で
作られるため、今後はEVでも、
トヨタが得意な『ユニット展開』で、
ラインナップを広げていくと思われます。
しかし、
昨年12月に16車種もの
EVモデルを一堂に披露した
『バッテリーEVに関する説明会』を
開催するまでのトヨタは、
電動車といっても水素を燃料とする
超先進的なEV『ミライ』を除けば、
HVやPHVのように、
必ずエンジンとセットにした
車ばかりだったんですけど、
説明会以降は、
堰(せき)を切ったように、
自社グループのブランドから
次々とBEVモデルを発表しています。
しかも、
従来モデルからエンジンを取っ払って、
代わりに電気モーターを搭載するような、
即席のラインナップじゃなく、
外観こそ、
従来モデルから発展したような
スタイルとなってますが、
中身は全てEV専用モデルとして
ゼロから作り上げています。
おまけに
バッテリーと電気モーターを
組み合わせた機能を車に搭載する、
という試みは初代プリウス以来、
すでに25年も前から実績があるので、
EVに関しては、
たとえ他社と比べて
出遅れた印象があったとしても
いざ取り組み始めると、
完成度の高いEVを
あっという間に作り上げてしまう
実力がトヨタにはあるんですよね。
ちなみに今年は、
2年ごとに開かれている
『東京モーターショー』の
開催年でもあるので、そこでトヨタは、
様々なタイプのEVモデルを
披露するつもりじゃないかと・・
そしてこれを機会に、
EVに対するユーザーの認識も、
より身近な車として
変わっていくような気がしますね。
ところで、、
トヨタがEVを発表し始めたことや、
今回のレクサス初となるBEVに関して、
『10年後の電池容量維持率は
90%以上と世界トップクラスを確保した。
インバーターにシリコンカーバイトの
パワー半導体素子を初採用するなど、
航続距離を伸長するための新技術も
採り入れた・・』
たしかに、
凄い技術には違いないんでしょうけど、
一体何がどう凄いのかは、正直なところ、
僕でも、今ひとつ理解し切れません・・笑
こうした説明記事を読んでいて
改めて感じたのは、
EVに対する
人々の注目や関心度合いが、
ひと昔前のオーディオ全盛期に
似てるなあと・・
ということは!?
先走り過ぎかも知れませんが、
やがてEVの世界においても、
ソニーのウォークマンや
アップルのipodが、
それまでのオーディオに
革命をもたらしたように、
同様の現象が起こるかも知れません。
関谷はやと
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