儲けも増えるがその分経費も、みたいな話　

From：関谷はやと

三栄自動車で
車の外装修理をしている作業場では、
１人じゃ持てないくらいサイズが大きいとか
重い物を運ぶために電動フォークリフト、
という運搬機を使ってるんですね。

ところが、この数か月ほど前から
フォークリフトの電池
（バッテリー）が弱ってきて、
充電してもすぐにバッテリー切れを起こす・・
みたいな状態になってたんですよ。

まあ、この現象はフォークリフトに限らず、
ＥＶ（電気自動車）も同じで、電池の性質上、
ある程度の使用年数が経ってくると、
電気を蓄える能力が下がっていくため、
そうなると交換の必要性が出てきます。

ちなみに、
三栄自動車にある電動フォークリフトは、
２トン近い重量物を持ち上げる能力があるので、
その分、バッテリーも巨大になるため、

いざ交換するとなると、
大きさもさることながら、
価格もそれなりの金額になります。

そこで、いつもの仕入れ先に連絡して、
新しいバッテリーの見積りを頼んだところ・・
何と１００万円に近い方の数十万円！
という金額を示されたんですね〜（恐）

たしかに、、
資源価格が高騰しているご時世なので、
ある程度の金額は予想してたんですけど・・
さすがに驚きましたよ。

そんな訳で、
この件はいったん保留にして、
中古車のフォークリフトも検討してみようと、、
別の取引先に連絡したところ・・
日本のフォークリフトは品質が良いので、
ほとんど海外に輸出されてます・・とのこと。

しかも、この数か月の間で、
為替相場が円安傾向となっているため、
国内で販売するよりも輸出した方が、
中古車本体の利益に加えて、
為替差益も発生するので、

日本国内には、
中古車が圧倒的に不足した状況となっていて、
中古車価格も高騰しているんだとか（泣）

ところで、、これと似た話を
どっかで聞いたような気がしませんか？
いつもこのメルマガを読んでくれている
あなたなら、たぶん気付いたんじゃないかと・・

その通りです！
実は乗用車やトラックの中古車も、
今回お話ししているフォークリフトの件と、
まったく同じ現象が起こってたんですね〜

まあ、こちらの方は
逆に収益が増すことになるんですけど・・

ただ、輸出に向く中古車を販売して、
そこで為替差益が得られたとしても、

今回のフォークリフトの件のように、
今まで以上に経費が掛かることになるので、
プラスマイナス・ゼロか、
下手をすると経費の方が大きい・・
みたいな状況になる恐れがあるんですよ。

関谷はやと

 
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