クレジットカード、いる？いらない？　

From：関谷はやと

先日、あの有名なクレジットカード会社の、
『アメ○カン・エキスプレス』から僕あてに、
我が社のクレジットカードを持ちませんか？
という入会案内のＤＭが届きました。
何も自慢してる訳じゃないですよ（笑）

じゃあ何でＤＭが届いたのかというと、
大抵の会社は３月末に決算を終え、
新年度を迎える、ちょうどこの時期が
経費に対して一番敏感になっているので、

カード会社にすれば、
その時期を狙ってＤＭを送るのが、
入会してもらえる確率が最も高いから、
というだけの事なんですね・・

それはさておき、入会するつもりも、
カードを使う必要もない僕にとって、
このＤＭは無用なんですけど・・

ただ、この会社のクレジットカードが
なぜ、それほど有名なのか？
その理由が知りたくて、とりあえず
開封してみることにしました。

ＤＭの中には、
会社の経費処理が何とか・・とか、
まあ、色々書いてありましたが、
他のクレジットカード会社と比べても、
それほど差がある訳じゃありません。

じゃあ、何がこのカードの知名度を
そこまで高めているんでしょうか？

さらに読み進めてみると、
『利用可能額に一律の制限がないから
高額な支払いにも柔軟に対応』
というキャッチフレーズがあったんですね〜

ここからは僕の想像ですが、
仮に他のカード会社よりも
『利用限度額』が大きければ、
そのクレジットカードを使う人にとっては、

極端な話、
いくら高額な物を買ったとしても、
絶対にカード会社が決済してくれるので、

（もちろん、代金は物を買った人が後から
カード会社に支払わなければなりませんが）

そのこと自体が、
このカードを持っている人に対しての
絶大な『信用』になるんですね。

ところが、、
結局はお金を払うんだから、
それなら最初から現金でも良くない？
そう思った人もいるはずです・・

でも考えてみてください・・

今どき何百万、何千万円もの
現金を常に持ち歩いてる人なんて、
僕が住んでいる松山じゃ、
まず見かけませんし、もしいたとしても
相当怪しまれるはずです（笑）

というのも、
クレジットカードにしても現金にしても、
物を買う時の支払い手段としては、
どちらも同じ役割を果たしていますが、

ただ現金に至っては、
書いてある額面を国が保証している、
という信用があるにもかかわらず、

一方では匿名性が高いぶん、
たとえ多額の現金を持っていたとしても、
いつどこで、どんな方法によって、
その現金を手にしたのか？

そのことに対しての証明をしにくいことが、
引いては（その現金を持っている）
人に対しての信用が証明しにくい・・
ということに繋がるからじゃないかと。

そうやって考えていくと、
クレジットカードというのは、、
持っている人の信用を高めるために、

その人でなきゃ使えないように
あえて利用手段を限定することで、
現金では得難い信用を持たせていることが、
あらためて分かります。

関谷はやと

 
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