オペルの決断 

From:関谷はやと


オペルのエンブレム

以前このメルマガでも
お話ししたことがありますが、

2006年をもって日本市場から撤退した
ドイツの乗用車メーカー『オペル』が、
今年度中に再度事業展開する、
と発表していたんですけど・・

この度の新型コロナウィルスや、
ウクライナ情勢の影響による
経済の先行き見通しが不透明だとの理由で
日本への導入計画を凍結したそうです。

ちなみに、オペルというメーカーは、
第一次大戦後にアメリカの自動車メーカー
GM傘下に入った後(ゼネラルモーターズ)
日本では輸入車販売店の『ヤナセ』が、
長らくオペルを販売していました。

その後、フランスの自動車メーカー
プジョーとシトロエンで構成される
企業グループに売却されました。

ところが今度は、
そのプジョー・シトロエンの企業グループと、

イタリアのフィアットと
アメリカのクライスラーを中心とする
企業グループとが合併して、
『ステランティス』という
超巨大自動車企業グループになりました。

そういった背景の中で、
日本市場への再上陸計画が立てられた
理由を考えてみたんですけど・・

今回ばかりは企業グループ同士の
関係が複雑すぎてハッキリとした理由が、
今ひとつ見えないんですよね〜

そこでオペルについて調べていたら、
ちょうど日本で事業展開する前提で作っていた
オペルの企業サイトを見つけたんですね。

そこで分かったのはオペルって、
2020年の1年間でヨーロッパ全体に
電動車を(たぶんEVだと思います)
なんと3万5千台近くも販売してたんですよ。

参考までに、
日産のEV『リーフ』が2020年度に
日本国内で販売された台数が
約1万8千台だったそうなので、
(日産グローバルサイト調べ)
それに比べるとオペルは、およそ2倍もの
EVの販売実績があるんですね。

となると、オペルが狙っていたのは、
日本市場でのEVシェアを獲得、
拡大していくことじゃないかと・・

オペルが日本に導入する予定だったEV

ちなみに、
日本市場に導入される予定だったモデルは、
コンパクト・ハッチバック車とコンパクトSUV、
それより車幅が広目のSUVの3タイプで、

全てEVという訳じゃなく、
排気量1200ccのガソリン車と
1500ccのディーゼル車という具合に、
いま日本で一番競争が激しいカテゴリーの
モデルだったんですね。

それだけに、、
現在の外部環境がオペルにとって、
少しでも不利に向くなら、
『当面の間、日本への導入を凍結する』
という選択肢もあって当然だと思いましたよ。

関谷はやと

 
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