魅力的な日本市場 

From:関谷はやと

最近になって、
アジアの自動車メーカーが、
日本の自動車市場に進出している、
というニュースを耳にするようになりました。

具体的には、
中国の老舗メーカー『中国第一汽車』の
高級車ブランド『紅旗(こうき)』や、

紅旗H9(日本での価格は約1100万円)

韓国の現代自動車(ヒョンデ)に至っては、
一度は日本市場への進出を果たしたものの、
販売不振で2009年末に撤退して以来、

現代自動車(ヒョンデ)が
今回投入するEVとFCV

今回はSUVタイプのEVと、
FCV(燃料電池車)を投入し、
実に12年振りの再上陸という具合に、

国別の販売台数では、
中国、アメリカに次いで第3位の
日本市場を狙った販売戦略の一環です。

じゃあ、なぜこのタイミングなのか?
その理由を考えてみると・・
やはり『車の電動化』だと思いますね。

というのも、
中国ではEV用バッテリーの資源となる
レアメタルを豊富に埋蔵しているので、
EVの低価格化も実現しやすく、

また韓国も以前から、
電気電子機器向けのバッテリー製造が、
自国の主力産業だったこともあって、
EVにとって欠かせないバッテリーへの
技術力の高さが優位性となっています。

こうした背景を携えて、
日本市場への進出を狙ったんでしょうけど、
ただ、、日本の自動車市場って、
日本の独自規格である
『軽自動車』の比率が高く、

また中国やアメリカに次ぐ販売数ながら、
国の面積だけは圧倒的に小さいため、
道路が狭く直線距離も短いです。

そのため車の仕様そのものを、
日本の道路、使用状況に合わせないと、
故障やトラブルの原因になるので、
海外の自動車メーカーにとって日本は、
ハッキリ言って
『売りづらい国』なんですよね。

そんな理由から以前は、
日本市場が『輸入車の墓場』などと
表現されてたこともあったんですよ(恐)

車が電動化へと向い始めたことで、
日本市場進出へのハードル自体も
低くなったのかも知れませんが・・

ただ中国の紅旗も韓国のヒョンデも、
いきなり高級モデルを投入するよりは、

さっきもお話ししたように、
日本の道路事情や、
ユーザーの使い勝手に合わせた
小さなサイズの車を投入した方が、

価格や品質といった面で、
最初は苦戦するかも知れませんが、
受け入れてさえもらえれば、
絶対その方が長続きするんですけどね〜

というのも、
アジアの自動車メーカーの先例として、
あのトヨタが今から65年前に(1957)
初めてアメリカ市場へ進出した時、
いきなり高級車のクラウンを投入して、
実は『大コケ』した経験があるんですよ。

ちなみに、
トヨタの最高級モデル、レクサスが
アメリカ市場に投入されたのは、
それから実に30年以上も(1989年)
経ってからのことです。

関谷はやと

 
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