いよいよ、コケないバイクが登場するか！？　

From：関谷はやと

 

バイク（２輪車）と車（４輪車）の
両方を作っているホンダが目標に掲げている
２０５０年までに
交通事故死亡者数ゼロに向けて、

つい先日、自社で開発している
先進の安全技術を世界初公開しました。

その中に、
『ライディングアシスト２．０』と称した
『停止してても倒れないバイク』
『コケないバイク』が紹介されていましたが、

元々はホンダが長年開発してきた
自立型２足歩行ロボット『アシモ』の
ロボット自身でバランスを取る技術が
バイクに応用された技術なんだそうです。

『アシモ』・・知っている人には、
懐かしく感じる名前だと思いますが・・

今から２０年ほど前に
アポロ計画で月面着陸した
宇宙飛行士みたいな姿のアシモを
初めて目にした僕は、
何でホンダがロボットなんか作るんだろう？
と不思議に思っていたんですけど・・

今回のコケないバイクを見たとき、
何となくその理由が分かってきました。

それは人間が2足歩行を実現した結果、
両手の自由度が格段に上がったことで、
他の動物にはない能力を手にするという、
進化の過程を

『技術』で解き明かしていくことによって
バイクや車に応用できる可能性を
探っていたんだと・・

たしかにバイクという乗り物は、
自動車と比べて手軽に乗れて、
狭い道でもスイスイ走ることができます。

ただ運転者の身体は、
車のようなボディーで覆われていないため、
万が一、他者と接触したり
転倒してしまった場合には、
車の中にいる時よりも
ケガや危険な目に遭うケースが、
格段に上がってしまうんですね。

なので、
コケないバイクが登場するまでは、
バイクを運転する人自身が、
転倒しないように運転技術を向上させるしか、
方法がなったんです・・

ところが、
僕もバイクに乗った経験がありますが、
コケないための運転技術というか、、

バイクにまたがってバランスを取るのって、
バイクのサイズが大きくなればなるほど、
また速度が遅ければ遅いほど、
難易度は上がり、

中でも一番難しいのは、
両足を上げたままの状態で
停止したバイクの上に乗っていることです。

しかし、
ホンダのコケないバイクの技術があれば、
こういった運転技術を習得しなくても、
安全に乗ることができるようになります。

おまけに、ワザとやっても
逆に転倒するのが難しいくらい安心です。

ただ余計なお世話かも知れませんが・・
アクション映画でよく使われる
バイクのスタントシーンでは、
ちょっと面白みに欠けるかも‥です（笑）

関谷はやと

 
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