香川県でラーメンを売る！？　

From：関谷はやと

先日、久し振りに
お隣の香川県高松市に出張してきました。

とはいえ、このご時世ですから、
必要な人以外との接触をなるべく避け、
用件だけを済ませるつもりで、
早朝から出発したんですけど、、

現地で追加の用件が入ってしまい、
お昼ご飯の時間が来てしまったんです・・

そうなると香川だけに、讃岐うどんの
リサーチもせず帰る訳にはいきません！（笑）

ちなみに、
讃岐うどんで有名な香川県って、
場所によっては（ちょっと大げさですが）
『うどん屋さん以外の飲食店は無いのか！？』
と思わせるくらい

『うどん屋さん』の件数がたくさんあって、
それこそ１００メートルも間隔を置かず
並んでいるような『うどん激戦地』なんです。

そんな様子を眺めながら僕は、
出張した際によく利用している
『うどん屋さん』に向かおうと
車を走らせていた時・・

僕の目に飛び込んできたのが、
『ラーメン屋さん』の看板でした。

さっきは、
大げさに言いましたけど・・
うどん屋さんがしのぎを削っている中でも、
実はこうしてラーメン屋さんがあるんですよ。

たぶん地元の人の感覚を想像するに、

うどん屋さんばかりに囲まれていると、
何て言うのか、
ときどき無性に食べたくなるんでしょうか？

でも、ほとんどのお店が、
コーヒー１杯を飲むよりも安いくらいの価格で、
うどんを食べさせてくれるので、
日頃からラーメンを食べるお客さんの母数自体、
他県よりも少ないんじゃないかと・・

しかも飲食のお店って、

物販のお店みたいに、商品を展示すれば、
たとえその時に買ってもらえなくても、
ある程度、商品の内容がお客さんに伝わる、
という訳じゃなく、実際に食べてもらうことに
大きく頼ったビジネスモデルです。

逆にいうとお客さんが、
お店に入る前とか、何を食べるか選ぶ前に、
メニューのイメージをいかに、
より具体的に持ってもらえるか？
にかかってるんじゃないかと思います。

そういった条件下で、
ラーメン屋さんをやっていくのは、
並大抵なやり方じゃ通用しません。

ところが！
このラーメン屋さんの採った方法
というのが、なかなか秀逸で・・

何をしたのかというと？

『昭和の中華そば』

と、お店の名前よりも大きく書いた看板を
道路から一番目立つ場所に掲げたんですね〜

ちなみに僕が、
ラーメンの種類の中で一番好きなのは、
『中華そば』です・・

すると『三つ子の魂百まで』じゃないですけど、

たとえ、このラーメン屋さんに
行ったことが無くても、
自分が子供の頃（昭和の時代）に食べた
中華そばのイメージと
重なっていくんですよね。

こうなると、
ラーメンそのものの味がどうこうよりも、
（もちろん、そこそこ美味しいという前提で）
『なつかしさ』という要素が、
商品の価値に加わっていくので、

うどんと比べて値段の高いラーメン屋さんでも
お客さんが食べに来てくれるんですね〜

関谷はやと

ＰＳ．このラーメン屋さんに行ったのか？
というと、実は行ってなくて・・
次回の楽しみとすることにしました。
（出張の理由を作らなくちゃ・・笑）
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