無理やりゴッホつながり（笑）　

From：関谷はやと

１９世紀に活躍した超有名な画家、
ゴッホが描いた絵の中に『疲れ果てて』という、
何ともシュールなタイトルの作品があるんですが・・

このたび、
その時のデッサンだとされる絵が、
新たに見つかり話題になっているそうです。

そして今回のタイトルにあるように、
実は三栄自動車の事務所にも、
ゴッホの『ひまわり』という
有名な作品が飾ってあるんですよ！（驚）
↓それがコレ

ちなみに、
この『ひまわり』という作品は、
世界に６枚しか現存していなくて、

そのうちの１枚が、
三栄自動車！？にある訳がなく・・（笑）
『損保ジャパン日本興亜』という、
日本の損害保険会社が所蔵しています。

ところで、
この会社が１９８７年に、
（旧社名、安田火災海上保険）
オークションで落札したとき、
なんと５３億円！？という
破格の金額だったことでも話題となりました。

そして現在でも、
同社が設立した財団が運営している
『ＳＯＭＰＯ美術館』に展示されています。

三栄自動車に飾ってあるのは、
その美術館にある『ひまわり』をモデルに、

ガラス粉を盛り付けて下絵を描き、
それを高温炉で焼結させることで、
あめ細工のように仕上げる、
『フュージング』
という手法で製作された作品で、

この会社から贈答品として、
いただいたものなんですよ。
（美術品については全くの素人なので、
頑張って調べましたよ。笑）

ところで、、
絵の上手な人というのは、
目で見たものを自分の手を使って、
忠実に表現できる能力を持っていて、

誰にでも備わっている
能力じゃない事だけは確かです・・

というのが、
今から３０年ほど前に、僕がトヨタで
生産技術のエンジニアをしていた頃、

車のボディーを構成している
『パネル』という鉄板製の部品を扱っていて、

仕事上、
パネルの立体イラストを使って、
プレゼン資料を作成する場面が
結構あったんですけど、その際のイラストが、
ほぼ手書きだったんですね。

ちなみに、
当時のトヨタのプレゼン資料といえば、
Ｂ４用紙１枚に要約するのが決まりで
（もちろん文章も手書きです。驚）

まあ、今ならパソコンを使って、
３Ｄの立体イラストなど簡単に作成できますが、
当時、１０名ほどの部署に１台の割合で
配置されていたパソコンでは、
平面図が見れる程度でした。

もちろん、
スマートフォンなどありませんし、、
秘密保持という点から、
カメラの使用もＮＧだったので、
そうなると、やはり手で描くしかありません・・

ところが、
イラストなんて学校の授業でしか
描いたことがない僕にとって、
見たものを、その場で絵にするという、
画家のような芸当などできるはずも無く・・

うまく描けないときには、
プロ並みのイラストを描く先輩が作成した
プレゼン資料から、イラスト部分だけを拝借し、

それを用途に合わせて、
コピー機で拡大や縮小したものを
自分のプレゼン資料に切り貼りしていました。
まあ今でいう『コピペ』ですね（笑）

また別の先輩からは（関西弁で）、
『お前、絵下手くそやなあ〜笑』
などと、いつもイジられてましたが（笑）
それでも毎日のように
パネルのイラストを描き続けましたよ。

おかげで大分うまくなり、
今やってる仕事でも、
部品のイラストを描く時など、
役に立ってるような気がしますが・・

ただ画家のような能力があるかといえば、
（間違っても）『無い』というのだけは、
身をもって分かりましたね〜（笑）

関谷はやと

 
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