特別仕様ナンバープレート　

From：関谷はやと

７月２３日から、
約１か月半の期間開催された
東京オリンピック、パラリンピックですが、
開催期間中、熱心に観てきた僕にとっては、
何だか夏祭りが終わった後みたいな感覚です・・

そして自動車業界においても、
実は今、これと似た現象が起きていて、、

それが、
東京オリンピック、パラリンピック大会の
機運を盛り上げるために、
２０１７年から交付されてきた、
（なんと平成２９年！？）
通称『オリパラ・ナンバー』という、
特別仕様のナンバープレートがあるんですけど、

いよいよその申し込みの受付けが、
今月末で終了してしまうんです。
（ネットでの申し込みは9月１４日で
すでに終了しています）

また、これからお話ししますが、
受付が終了となった後は、
再交付もしてもらえなくなります。

ちなみにオリパラ・ナンバーは、
通常のナンバープレートの料金と比べ、
６倍近く高額だったにもかかわらず、
（前後2枚セットで約1万円）
背景色が普通車用のプレートと同じ、
白色という目新しさも手伝って、

特に、通常のナンバープレートでは、
背景色が黄色となっている
軽自動車ユーザーの申し込みが多く、
僕が住んでいる愛媛県でも、
全体の約８〜９割が
軽自動車ユーザーだったと聞いています。

ところが今回の申し込み終了によって、
実はある問題が浮かび上がったんですよ。

というのも、
交通事故などの損傷によって、
前側、あるいは後ろ側のナンバープレートの
どちらかを交換しなくちゃいけなくなった時、

通常、そういったケースであれば、
申請することによって、
傷んだ側のナンバープレートと全く同じものを
『再交付』してもらえるんですが、

オリパラ・ナンバーについては、
特別仕様だったこともあり、
申し込み終了と同時に再交付も
できなくなるんですね・・

すると気になるのは、、
じゃあ、前後どちらかの
ナンバープレートを傷めてしまった場合は、
同じ番号（ナンバー）ではあるものの
前後それぞれ違うデザインになるのか？

例えば軽自動車なら、
オリパラ・ナンバーは背景が白なのに対し、
黄色のナンバープレートになるのか・・？

そこで、
いつもこのメルマガを読んでくれている
あなたが、もし僕と同じ疑問を持っていたら？

そう思って、
軽自動車の登録や検査業務を行う
『軽自動車検査協会』に問い合わせたところ、

たとえ片側だけしか損傷してなくても、
交換が必要な場合は、
前後セットで交換しなくちゃならない。
という回答でした。

『オリパラ・ナンバーは再交付できない』

これって言い換えれば、
現時点で再交付することが可能な、
別の種類のナンバープレートを
再交付してもらって下さい・・
ということなんですね〜

ただ、その代わり、
オリパラ・ナンバーの場合は、
東京オリンピック、パラリンピック開催を記念した
『特別仕様ナンバープレート』なので、

たとえナンバープレートを使用しなくなっても、
通常のプレートのように返納する必要がなく、

再使用ができないよう
プレートの一部に穴あけ加工を施したうえで、
ユーザーに引き渡してくれるんです。

なので、
もし通常のプレートに変わったとしても、
手元には
オリパラ・ナンバーが残ることになります。

関谷はやと

 
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