パーキングブレーキ 

From:関谷はやと

車関連ニュースの中に、
『電動式パーキングブレーキ』に関する
リコールを取り上げた記事がありました。

内容は、
トヨタ自動車と日野自動車が販売している
小型トラックに採用されている
『電動式パーキングレーキ』の
作動ワイヤーが強度不足のため、

車両が停止しきる前に
パーキングブレーキを作動させると、
ワイヤーが伸びたり切れたりして、
パーキングブレーキが
効かなくなる恐れがあるとのことで・・

国土交通省に
リコールとして届け出されました。

電動式パーキングブレーキのスイッチ(参考)

リコールへの対応としては
ワイヤーを対策品に交換するそうですが・・

僕にとって意外だったのは、
対象となる台数が約4万台もあったことです。
(2016年4月から2018年12月までに
製造された車両が対象とのこと)

まあ、ブレーキの場合は、
故障すると停まらないので、
これほど恐いことはありません・・

ところで、
従来型のパーキングブレーキ
(以下駐車ブレーキ)というのは、
レバーを引いたり、足で踏んだりして、
駐車ブレーキを作動させるワイヤーを
直接操作していました。

それが、
ここ2〜3年の間で電動式が増え、
ドライバーの力を使う代わりに、
スイッチ操作一つで電気モーターが
ワイヤーを動かしてくれるようになりました。

じゃあ何でそうなったんでしょう?
理由はたくさんありますが、

ひとつには、
駐車ブレーキを人の力で作動させる場合は、
人によって力の入れ具合が異なると、
効き具合に『差』が生じてしまうため、

駐車ブレーキの操作をしたはずなのに、
効きが甘くて車が勝手に動いてしまった・・
みたいな事を防ぐ目的もあるんですよ。

逆にいうと、
常に力いっぱい操作されている場合は、

今回のリコールと同じように、
駐車ブレーキのワイヤーが伸びてきたり、
切れたりすることがあります。

そのため、僕たちメカニックは、
定期点検や車検の際には、
駐車ブレーキを操作して、
ワイヤーが伸びていないか?とか、
切れかけていないか?といった状態を
必ずチェックしているんですよ。

ただ、、知っておいて欲しいのは、
あくまでメカニックが点検・操作した時点で
どんな状態だったか?というだけなので、

駐車ブレーキを点検したからといって、
いつもその車に乗っているドライバーが、
何の注意も払わなくてよい・・
という訳じゃありません。

関谷はやと

 
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