パンクすると嫌なので・・　

From：関谷はやと

昨夜はオリンピックの開会式が催され、
１年遅れのオリンピックが始まりました。

今回は日本での開催ということもあり、
交通や人の動き、市民生活とのバランスなど
様々な影響が考慮され、
カレンダー上では開会前日から休日となり、
４連休となった人も多いんじゃないでしょうか・・

こうして、まとまった休日があると、
車で外出する機会も多くなり、

そこで想定されるのが、
タイヤのパンクやバッテリー上がり、
エンジン冷却系統の故障による
オーバーヒートといった、
車のトラブルに見舞われるケースです・・

その中で、今回は、
タイヤのパンクについてお話しします。

車のメンテナンスに携わっている
僕の経験から言うと、
タイヤのパンクって不思議なことに
休日に起きることが多いんですよね〜

いきなり書くと
『何でや！？』と思わるので、、
その理由をお話ししすると・・

休日になると、
普段車に乗ってない人でも、
自分で車を運転するようになり、
道路を走る車の絶対数が増えます。

しかも長距離となりがちなので、
道路に落ちている異物を
タイヤが拾ってしまう確率も上がる、
という一因があると思います。

ただ誰だってパンクはイヤですよね。

そこでタイヤメーカは、
タイヤがパンクしないようにするとか、
もしパンクしたとしても、
その場で立ち往生せずに済むような、
様々なタイヤを開発しているんですよ。

その一つとして、
『ファルケン』ブランドを展開する
住友ゴムでは、
タイヤの裏側にシール性の高い
粘着性物質を塗布することで、

タイヤに釘のような突起物が刺さっても、
空気が漏れないようにした、
『コアシール』という技術を実用化し、
ヨーロッパ市場で販売を始めました。

何でヨーロッパなのかというと・・
高速道路で国境を越えることが可能な
ヨーロッパでは、パンクしたからといって、

すぐにロードサービスが駆け付けたり、
修理工場に入庫できるとは限らないので、

それなら、とりあえず
（目安として１００ｋｍ位）
走れるようにしておいた方が安全で、
交通自体もスムーズに流れるため、
需要が多かったんじゃないかと・・

この辺りの事情が、
日本とは少し異なるので、
手始めにヨーロッパ市場で売ってみよう、、

となったんでしょうが、、
やがて日本市場にも投入されると思います。

関谷はやと

 
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