ライカのスマホ　

From：関谷はやと

つい先日、
ドイツの老舗カメラメーカーで、
ブランド力においては、
世界トップクラスだと
認められている『ライカ』から、
スマートフォンが登場しました！

ちなみに、そのお値段は、
１８万７９２０円！？だそうで、
ソフトバンクの専売品なんだとか。

カメラが趣味だという人以外にとっては、

なぜライカというだけで、
そんな値段なのか？
と思うかも知れませんが・・

カメラ１台の値段が
数十万とか数百万もすることを
知ってる人にとっては、
『ライカなんだから当然でしょ・・』
となる訳です。

ただ、
ライカのスマホといっても、
実際にライカの製品が使われているのは
カメラとレンズ部分、
それと全体のデザイン監修を
手掛けてるだけで、

スマートフォン本体の製造は、
シャープが担当しているそうです。

たしかに、、
スマートフォンを作るといっても、
そんな簡単にできるもんじゃないし、

実際にアップルのiPhoneだって、
自社で工場を持ってる訳じゃなく、
外注で作ってますからね〜

とはいえ、、
特にiPhoneの人気が高い日本で、
しかも、どの携帯電話会社でも
販売しているという状況の中で、
iPhone以上の差別化を出そうとすれば、

『ライカ』クラスのブランド力でなくちゃ、
注目が得られないのは事実でしょう。

逆にいうと、
そこまでスマートフォンは普及し、
スマートフォンの機能自体も、
これ以上インパクトのあるものを
見出しにくくなったとも言えます。

そんな中で、
この先スマートフォンに
ブランド力を持たせようとするなら、

例えば、機能面でいくなら
高級スポーツカーメーカーの
フェラーリやポルシェの名前を冠した
スマートフォンを作って、

他社の５Ｇ（高速大容量通信）よりも、
通信性能が優れていると思わせるとか・・
（実際に速いのかは別として）

宇宙開発を手がけている
ＮＡＳＡの名前を付けて、

過酷な環境にも耐えることができる、
タフなスマートフォンみたいなイメージを、

ユーザーに持ってもらえば、
他社との差別化はできると思いますし、

見た目や質感でいくなら、
ファッションやアクセサリーのブランドと
一緒にスマートフォンを作る、
という方法になるでしょうか・・

こういった傾向がさらに進むと、

いまお話ししたような高級品というか、
高機能と同等、あるいはそれ以上に
高額なスマートフォンと、

機能は必要最小限だけど、
その代わりにスマートフォンの値段も、
他社の３分の１だ、という風に、

今よりも棲み分けができて、
バリエーションが増えるかも知れませんね。

関谷はやと

　
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