ラッパのマーク 

From:関谷はやと

世界的な視点で日本のドライバーを見ると、
運転中に何かがあって、
クラクション(以下ホーン)を鳴らす際、
比較的大人しく鳴らすんだそうです。

たしかに『YouTube』などで、
海外の交通状況を見てみると、

ホーンをガンガン鳴らしながら、
街中を走る光景を目にすることも多いので、
間違っちゃいないと思います。

とは言ってもまあ、中には、
はた迷惑なホーンの使い方をする
ドライバーもいますが・・(笑)

なので、あくまで世界的な視点で見ると、
という前置きがつきます。

ところで、車のホーンって、
大抵ハンドルの中央部分か、その付近に
ホーンスイッチが付いているのと同時に、

どこがホーンのスイッチなのか、
一目で分かるように、
『ラッパのマーク』が刻印されているので、

たとえその車に初めて乗ったとしても、
ホーンを鳴らすのに戸惑うことはありません。

ちなみに、
僕がメカニックになるための専門学校に
通っていた頃、
自動車にまつわる法規の授業があって、
その時講師をされていた方は、

講師になる前には三菱自動車で、
運輸省(今の国土交通省)から、
新型車の認定を得るための部署にいて、

今はどの車にもついているホーンマークに
『ラッパ』のデザインを提案したうちの
1人だったそうです・・(驚)

講師の方が言うには、その昔、
現在のようなホーンの装着が義務になる前は、

周囲の人たちに聞こえさえすれば、
ホーンとして通用していたそうで、

中には本当に、
ゴムボールを手で握って『パフパフ』と鳴らす
本物のラッパを搭載した車もあったそうです。

ところが、車そのものの台数が増え、
車のエンジン出力も大きくなると、

『パフパフ・・』なんて鳴らしてたんじゃ、
周囲の騒音にかき消されて聞こえませんよね。

そこで、
ホーンの音色や音量に基準が設けられ、
安全性を損なわないようになりました。

また、それと同時に、
ホーンを鳴らすときって大抵が、
とっさの判断で鳴らすはずなので、

その際、ドライバーが
慌てふためくことの無いよう、

車のどこに
ホーンスイッチがあるのか一目で分かり、
なおかつ『ホーンスイッチ』
というような文字じゃなく、

世界中の誰が見ても、
『ここにホーンスイッチがあるます』
と分かるようなマークが必要だと・・

そこで、色々と考えられた末、
ラッパのデザインに決まったそうです。

そのおかげで現在でも、
ホーンを鳴らす際には感覚的な操作で済み、
安全性の確保に一役買っています。

関谷はやと

 
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