あらためてゴーン氏・・
From:関谷はやと
ちょうど1年前の今日(12月29日)
おだやかな年の瀬を迎えていた僕たちの間に、
『寝耳に水』のような衝撃的なニュースが
流れました・・
当時、特別背任やその他の容疑で起訴となり、
保釈されたあとは自宅を中心に
取り調べを受けていたはずの
日産自動車元CEO『カルロス・ゴーン氏』が、
突如、日本を出国したというニュースです。
保釈時のゴーン氏
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まあ、出国までの経緯は、
『黒い楽器ケースの中に潜んでいた』とか、
スパイものやアクションものの映画によくある
脱出劇のように話されていますが・・
とにかく、年末の押し迫った時期に、
ある意味『見事』とも思える連係プレーによって、
カルロス・ゴーン氏の故郷である
中東レバノンへ向けて出国したんですね〜
あれから1年経ち、
インターネットや新聞の各メディアが
当時のことを取り上げていますが・・
カルロス・ゴーン氏とは、
これといって関係のない僕らからすれば、
『今さら何を言ったところで、日本になんて
絶対に戻って来るはずないやろう!?』
と思います・・
こんな風に、
当時の逮捕から日本出国にいたる経緯の中で、
特にお金にめぐる様々なことが言われてますが・・
今回は、そういった面ばかりじゃなく、
このカルロス・ゴーンという人物について、
『そもそも、なぜゴーン氏が
日産のCEOとなったのか?』をお話しします。
今から約20年前の1999年、
当時の日産はバブル経済崩壊のあおりを受け、
それ以前に拡大し過ぎた経営モデルの反動と、
ニュースに取り上げられるほどの
労使間の問題のより経営不振に陥っていました。
ちなみに日産自動車という会社は、
戦前戦後を含め、日本が国の産業を
世界に通用させるために興した
『国策会社』のような会社です。
なので、経営不振に陥ったからといっても、
その影響があまりにも大きすぎるため、
『倒産しても止むを得ませんねえ・・』
みたいに簡単に済ますことはできません。
まあ、批判は色々あるでしょうが・・
でもこれが事実なんです。
そこで、すでに当時の日産と
同じような経緯をたどっていたルノーで
経営改善の指揮をとっていたのが、
あの『カルロス・ゴーン氏』でした。
そんな経緯があり、
カルロス・ゴーン氏に日産の再建を
依頼したんですね
しかもゴーン氏は、
ルノー民営化後の初代CEOである
『ルイ・シュバイツァー氏』から
後継者として全権を任された人物です。
ちなみに『ルイ・シュバイツァー氏』の
大叔父に当たる人なんですが、、
1910年代当時、
飢餓や疫病で苦しんでいたアフリカを訪れ、
そこで自費を投げうっての医療活動が認められ
後にノーベル平和賞を受賞した
あの『シュバイツァー博士』です・・
こういった話を聞くと、
今回ゴーン氏逮捕のきっかけとなった
『お金』にまつわる話のスケールが、
僕たち世間一般の感覚とは、
そもそも違い過ぎることも背景に入れて
考えなくちゃいけないのかなあと・・
僕なりには、
1年という時間の中で改めて思い直しました。
関谷はやと
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