名前の由来
From:関谷はやと
今や日本中で知らない人がいないくらい、
超有名な衣料品のお店『ユニクロ』
ちなみに、
ユニクロという会社名の由来は、
『ユニーク・クロージング・ウェアハウス』で、
アルファベットで書くと
UNIQUE (独自の)
CLOSING(衣類)
WEARHOUSE(倉庫)となり、
これが語呂合わせで
『UNIQLO』
となったのは有名な話です。
また実際に、ほとんどのお店が
倉庫風の店内に商品を山積みにするという
創業当初からの展示方法を取っています。
とまあ、こんな風に
ビジネスのスタイルが
そのまま会社名となったり、
商品名になるケースは結構あって、
実は車にもユニクロと同じように、
用途がそのまま車名となった
車があるんですよ。
それがベンツ製の『ウニモグ』と呼ばれる、
何だかポケモンのキャラクターみたいな
名前なんですが・・(笑)
ウニモグ
ウニモグは当初(1945年)から
多目的作業用車両として
開発された経緯があるので、
変身する『ポケモンキャラ』と
共通してるといえば、
たしかにそうですけど。
除雪装置を付けて作業するウニモグ
ところで、
このウニモグという聞き慣れない発音が、
一体どんな単語や意味の組み合わせで
付けられたた車名なのか?
そう思っていろいろ想像してみました・・
まず考えたのが、
ベンツだけにウニモグの『ウニ』は、
ユニークという言葉のドイツ語読みだろうと・・
すると、
さっきお話ししたユニクロと同じように
ユニークの後に続く『モグ』は何なのか?
『モ』は乗り物という単語『モビリティ』で、
『グ』は写真のように地面を触ってるので
『グランド』という単語がいいのかなあ、と・・
そうしてつながったのが、
『ユニーク・モビリティ・グランド』となり、
『これでどうだ!』そう思った僕はドヤ顔で、
ウニモグという車名の由来を調べてみました。
ところが、僕の想像とは全く異なる
『ユニバーサル・モーター・グレート』
(多目的動力装置)となっていて・・
言われてみればたしかに、
ユニバーサル(全てのものに共通する)
モーター(動力)までは分かります。
じゃあ最後の『グレート』って何?
ちなみにグレートは英語だと、
エライとか偉大という意味で、
ウニモグがやってる作業自体はそうですけど、
でも『こじつけ感』が強いですよね。
それじゃあ、このグレートは、
『グレーダー(地ならし機)』という装置の
名前や形や用途を『まんま』当てはめて
ドイツ語読みにしたのか?
こんな風に最後の『グ』グレートで
行き詰まってしまったので、
ここで翻訳ソフトに登場してもらいました。
そこで分かったのが、
『装置』を意味する『デバイス』
という単語をドイツ語で表現したら
『グレート』になることが判明し、
『ウニ』ユニバーサル(共通する=多目的)
『モ』モーター(動力)
『グ』グレート(デバイス=装置)
これでようやく、ウニモグの由来
『多目的動力装置』となりました(笑)
しかし・・
4WD車やオフロード車ファンの間では
ものすごく有名な『ウニモグ』の由来が
乗り物や車とは直接関係していないのが、
僕にとっては意外で、かなり衝撃的したが・・
ただ、
僕が勝手にイメージしている
ドイツ製品から受ける、
現実的で質実剛健な印象から考えると、
確かにそうなるのかも知れないなあと、
妙に納得しましたよ。
関谷はやと
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