走る実験室 

From:関谷はやと

『レースは走る実験室だ!』

こう言ったのは、
ホンダの創業者である
『本田宗一郎氏』なんですが、

いま聞いても、車の開発における
レース活動の重要性と役割を
うまく言い当ててるなあと思います。

ところで自動車レースには、
様々な種類がありますが、
中でも最高峰と位置付けられてるのが
『F1(フォーミュラ・ワン)』
というカテゴリーです。

そこで先ほどの『走る実験室』の話と、
どうつながっていくのか?というと、

もちろんレースなので
優勝を目指して車を開発し続けるのは
もちろんなんですが、実はその前に

年々変わっていくレギュレーション(規制)に
いかに対応しながら開発していくか、
という大前提があるんですね〜

ところで、
このレギュレーション変更については、
例えば、
エンジンをパワーアップする方法や、
『ウィング』と呼ばれる
ボディーの空気抵抗を制御する部品など、

前年までOKだったものが、
翌年にはNGになったりすることも
実はしょっちゅうあるんです・・

まあ、その理由はいくつかあって、
僕が思うには、
F1レースを観て楽しむ
『モータースポーツイベント』
つまり興行としての側面と、

環境問題や安全対策、
技術の進化度合いのように、
その時代ごとに関心が高まっているテーマを

『将来に向けて洗練させていく』
という相反する2つの側面があって、

それを1年間という期間で
完結させようとした結果、

レギュレーションが
変わってるんじゃないかと・・

ただ周囲から見れば
『そんな、いきなり変わるの?』
と映るので、時には、

どこか特定のチームを有利にするためか!?
みたいな憶測を呼んでしまうこともあります。

まあこれは
『判官びいき』みたいなもんで、
自分が応援しているチームに
有利に働くか、不利になるかで
受け止め方も違ってきますので・・

それよりも、
実際レースにエントリーしてるチームが、
レギュレーションの変更に
いかに素早く対応して、
他のチームより抜きん出るか?

つまり、
レースに勝てる強い車を作ることと、
そのための強いチームを作っていくことが
イコールなんだということに気付きます。

すると、
最初に紹介した本田宗一郎氏の
『レースは走る実験室だ!』
という言葉には、

単に技術開発力を高めるためだけじゃなく、

ホンダという会社の
組織力そのものを高めていこう!
という気持ちも込められてるのかなあ・・

きっとそうだと思います。

でなきゃ、
とっくにホンダも終わっているはずです。

レースにチャレンジしながら
ホンダが存続してる点においても、
本田宗一郎氏が発した
言葉の偉大さが伝わってきます。

関谷はやと

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