乗りたい車　

From：関谷はやと

世界中にある自動車メーカーが
電動化に向かっている中で
ことＥＶ（電気自動車）の普及においては、
頭一つリードしてる感があるのは、
アメリカの新興メーカー『テスラ』ですが、

ただ、
今のような評価を受けるまでには、
テスラも相当苦戦したようで、
２００３年の創業以来
つい最近まで、ほぼ赤字続きでした・・

というのも、
一から車を作るためには、
生産に携わる人や場所をはじめ、
工場への設備投資のほか、

それらを長期安定的に
供給できる『システム』が必要です。

おまけに、
当時ＥＶというカテゴリーが、
そもそも市場に受け入れてもらえるかどうか？
つまり、ビジネスとして成り立つかどうか？
という状況で、

たとえ受け入れられたとしても、
それが軌道に乗るまでの間、
果たして持ち堪えられるかどうか？

という２つの困難な課題を
同時並行的にクリアしなくちゃならず、
誰かが思い付きで手を出せるような
ビジネスじゃなかったんですね〜

その結果として、
車の電動化が進まなかった・・
という側面もあります。

ところが、
そういった状況にチャレンジしたテスラにも、
車の電動化というチャンスがようやく到来し、

それが功を奏してテスラの株価は、
他メーカーが
世界的な規模で感染拡大している
新型コロナウィルスの影響で、
軒並み大幅な値下がりをしてる中でも、
今のところは小さな値下がり幅で
なんとか収まってるようです。

しかし！

他の自動車メーカーだって
テスラの成功を
ただ黙って眺めてる訳じゃなく、

特に今回ＢＭＷが『ｉ４』という、
ＥＶのコンセプトカーを
実に７年ぶりに発表したんですけど・・

パッと見『カッコええやん！』と、
思わず呟いてしまうくらいのスタイル、
出来栄えだったんです！
（ＹｏｕＴｕｂｅでも見られるので
良かったら見てくださいね）

さすがに、
幾多の困難を乗り越えてきた
歴史ある企業には底力がありますね〜

そこで思ったのが、
僕たち自動車ユーザーの意識の中って、

デザインの見栄えなどパッとしてなくても
世の中の環境のためには、
多少のことはしょうがない・・という建前と、

自分の感性に訴えかけてくるような
スタイルの車に乗りたい！という
本音とが入り混じった中で、
様々な選択をしていますよね。

ところが、もしその両方の選択を
満たしてくれる車が
目の前に登場したとしたら？

今回発表された『ＢＭＷ　ｉ４』が、
僕が秘かに思ってる『乗りたい車のリスト』に
追加された瞬間です・・

関谷はやと

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