流行 

From:関谷はやと

上下揃ったスーツを着ることが
あまりない僕にとっても、
時々は着る機会があるんですけど、

ただ一度購入すると、
長年身に着けるアイテムとなるので、
スーツを選ぶときには
いま流行りのデザインのものじゃなく、
オーソドックスなスタイルのものを
選ぶようにしています。

とまあ、こんなくだりで始めたのも、

今はSUVや
ワンボックス型ワゴンといった、
個性的なデザインの車に押されてますが、

車の中で最も伝統的なスタイルといわれる
あのセダンでさえも、実は5年とか
10年といった長い期間で見てみると、
流行というか、傾向があるんですね〜

これは以前にもお話ししましたが、

車を正面から眺めた時
ヘッドランプの形状・大きさが
上下に厚みがあるか薄くなってるか、とか
左右ヘッドランプの間にある
『グリル』と呼ばれる格子状の
空気導入口の大きさが・・
といった様々な部分に
デザイン上の流行があって、

そのあたりを
5年とか10年といった期間で見ると
自動車メーカー各社とも、
大体似たような傾向となっています。

ところが、、
ヘッドライトとかグリルといった
部分的なデザインばかりじゃなく、

もっと全体的なスタイルにも
実は流行とか傾向があるのを
発見したんですよ。

それが、セダンには必ず付いている
『トランク』の形状です。

どんなのかというと、

セダンを真横から眺めた時の一番後ろ
最後端の部分が、
1.真っすぐ(水平)になってるか、
2.跳ね上がってるか、それとも
3.後ろに向かうほど下がっているか、

という、この3つの傾向が、
生産国やメーカーは違っても、
年代ごとに、どこも同じ傾向だった、
ということに気づいたんです。

ちなみに、、
現在販売されているセダンは
どうなってるのかというと・・

3の、トランク後端が
後ろに向かうほど下がっていく
デザインになってるんですね〜

しかも面白いのは、

過去に色んなメーカーから
この傾向に逆らったモデルが、
いくつか出てるんですけど、
大抵の場合、
モータージャーナリストの人たちが
どれだけ褒めちぎっても、
また販売店がどんなに頑張っても、
まず売れないんですよね〜(驚)

まあ、、ここで
具体的なモデル名を挙げてしまうのは、
僕の車愛とは反するので言いませんが・・

1990年代初頭に登場した
N社のJナントカというモデルは、

他メーカーのトランクが
水平か、ちょっとハネ上がり気味傾向の
スタイルだった頃に、

パッと見でも『垂れ下がってるやん!』
となるくらい思い切って、
後端の下がったスタイルを採用した結果、

ライバルのトヨタマーク?が
国内累計20万台販売したのに対して、
わずか7000台そこそこ・・
実に30倍の開きです。

『流行』という、
華やかそうに聞こえる言葉の裏側には、
残酷なくらいの厳しさも
兼ね備えてるんですね・・

関谷はやと

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