やはり選択と集中が大切だと・・その２
From:関谷はやと
松山市内のカフェにて。
ＧＷです。
知らぬ間に八十八夜も過ぎてしまいました。
(ちなみに今年は５月２日でした)
北海道では、
まだ５月に入ったばかりだというのに、
気温が３０度近くに上がるそうです・・
ＮＨＫのラジオニュースでは、
『Ｔシャツで桜のお花見ができる』
などとユルいことを言ってました・・(笑)
まあ『地球温暖化の原因は〜！』
などと、
近視眼的な批判をする必要もないんですけど、
それでも、もうちょっと、
気象変動について、
緊張感を持って欲しいと思います。
ところで、
松山地方は、今のところ晴れです。
三栄自動車にとっても３連休の中日です。
昨日のメルマガで、
『電子書籍』と『紙じゃないとダメな本』
についてお話ししましたが、
今回は『こんな本屋さんがあったら』
といった話題でお話しします。
というのも、
三栄自動車に来てくれたことがある人は、
当然知ってることなんですけど、
ウチのすぐ隣には、
大型の書店があるんです。
しかも『TSUTAYA』のような、
全国チェーンの本屋さんじゃなく、
松山市内に本社がある、
独立した本屋さんなんです。
しかし、
アマゾンに代表されるように、
インターネットショップによる、
本のダイレクト販売や、
昨日お話しした、
『電子書籍』が普及した影響で、
この２０年ほどの間に、
確かに来客数は減少しています。
三栄自動車でも、
お客様がメンテナンスの時間待ちの間、
隣の本屋さんに行ってもらったりして、
結構お世話になっているんです。
という訳で、
地元の本屋さんに何とか成功してもらいたい！
そんな思いが、今回の出発点です。
その前に
隣の本屋さんの現状をお伝えすると、
雑誌からコミック本、
ビジネス書に小説、参考書に専門書・・
おまけにＣＤ・ＤＶＤコーナーもあります。
幅広い客層に向けて、
一見便利な気がするんですけど、
本を置くスペースには限りがあります。
どうしても、
『広く浅く』な品揃えになってしまいます。
このままだと、
もう今はほとんど存在しなくなった、
『街のレコード屋さん』
と同じ道を行ってしまいそうです。
そこで、
自分勝手に『僕基準』な本屋さんにしてみます。
まず本屋さんは、
新刊本とちょっと古い本、
さらに『古書』と呼ばれる古本まで、
幅広くしっかりと揃えます。
そしてお店に入ると、
１台のタブレットを手渡されます。
しかし、店内に本は１冊もありません。
あるのは椅子とコーヒーカウンター、
僕はまず、
飲み物を注文したあと、
店内の適当な場所を見つけて腰をおろし、
タブレットを開きます。
そうなんです！
タブレットの中で、
すべての本が選べるようになっています。
また、ありがたいことに、
すべての本が数ページから数十ページ、
『立ち読み』できるようになっています。
さらに読んでみたい場合は、
奥の倉庫に置いてある、
『リアル紙の本』を買います。
そして再びその場所で、
『リアル紙の本』を読みます。
古書の場合は、
数が１冊しかない本もあるんで、
『データ販売』の方がいいですね。
蔵書家のために、
古書の販売もしますが、
売り切ってしまうと後がないんで、
しっかりとデータは取っておきます。
こうすると、
コミック本もビニールをする必要もなく、
数ページの『立ち読み』をしてもらうことで、
大抵の人なら続きが読みたくなり、
『リアル紙の本』を買っていくでしょう。
まあ、これは著作権を全く無視したやり方なんで、
今のところは、
現実的じゃないのかも知れません・・
しかし、
アップルによって、
音楽配信が今や主流になったように、
本の世界でも、
今よりもっと、
『楽しく読める』ことが分かれば、
『電子書籍』ばかりじゃない、
本の読み方をするようになるはずです。
僕も含めて、
本のページをめくる行為が好きな人って、
結構いるはずですから・・
関谷はやと
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