東京モーターショー 

From:関谷はやと

世界の主要な自動車メーカーは、
年1回とか隔年というスケジュールで、
新技術を搭載した『コンセプト・カー』や
ニューモデルを発表する場として、
『モーターショー』に出展しています。

そして、ちょうど今年は、
日本で2年に1回のペースで行われている
『東京モーターショー』の開催年なので、
今回、近所の同業者の人たちと一緒に
見に行く計画を立てているんです。

ところが、海外の、
特にヨーロッパの自動車メーカーが
日本での出展を見合わせている・・

または出展しないという発表が、
次々と出されたことで
今回の東京モーターショーは
『国産車モーターショーか?』
とさえ言われてるんですね〜

ちなみに、
今の時点で参加が決まってるのは、
ドイツのメルセデスベンツのみ・・

とはいっても日本の市場って、
輸入車メーカーにとっては、
販売台数が見込める地域なんで、
『お得意様』のはずなんですけど、

それでもモーターショーにいたっては
『こんな感じ、この程度』なんですね〜

ただヨーロッパの自動車メーカーが、
日本市場を軽視してるのかというと、
決してそういう訳ではなく、

実は日本の自動車メーカーも、今後
ヨーロッパで開催されるモーターショーには
出展見送りとか、撤退するとか、
次々と発表していたんですね。

すると、
『この現象が一体何を意味してるのか?』
について考えなくちゃいけないんですけど・・

僕の個人的な感覚でいうと、
どの自動車メーカーも『世界共通』を
意識しすぎた車を作ってしまったのと、
インターネットが発達した結果、

例えば
コンセプト・カーを発表するにしても
一度どこかの国で見せてしまえば、
瞬く間にそのスタイルが
全世界に拡散してしまうようになりました。

従来なら、
次の地域に移って発表するまで、
そのコンセプト・カーについての情報がない、
という状態が、人々の『見たい』という欲求を
刺激していたんですけど、
その時間差(タイムラグ)と情報格差が
無くなったことで、

本来なら、
市場に強烈なインパクトを与えるはずの
『コンセプト・カー』が、いつでも、
どこででも見られる状態の車となり、
結果としてインパクトが薄れてしまったから、

わざわざ実物を見に行かなくてもいいや・・
みたいになったからじゃないかと思います。

つまり、
どこででも見ることができないのが良かったのに、
それが見れてしまうようになった時点で、
何らかの手を打っておくべきだったんですね。

その証拠に、
エンジンなどに改造を施したチューニングカーや
内外装のイメージを変えたドレスアップカーが
年に1回、その場でしか見ることができない、

『東京オートサロン』というイベントでは、

年々入場者数が増えていった結果、
今では開催1日あたりの平均入場者数は、
東京モーターショーを抜いたともいわれてます。

なので、
この秋開催される『東京モーターショー』で、
日本でしか見られない
『コンセプト・カー』を発表してくれるなら、
たとえヨーロッパメーカーの車が見られなくたって、
僕たちもわざわざ見に行く甲斐があるので、
ぜひそうして欲しいなあ・・と思ってます。

関谷はやと

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