ソックリ　

From：関谷はやと

昨日のインターネットニュースに、
イギリスの自動車メーカー、
ランドローバーが作っているＳＵＶに
『レンジローバー・イヴォーク』
というモデルがあるんですけど、、

実はこのほど中国のあるメーカーが、
これと見分けがつかないくらい
ソックリな車を作っていたことで、

ランドローバー社から訴えを起こされ、
自国（中国）の裁判所から、
『製造販売の即刻停止！』という、
判決が下されたそうです・・

しかし即刻停止って・・
厳しいようですけど、まあ、

そのスタイルを目にすれば誰だって、
そりゃあ当然やろ！と思うでしょうね〜と、

とにかく、そのくらいソックリだったんです。

なので、
このメルマガを読んでくれているあなたが、
もし興味を感じたら、
一度インターネットで覗いてみて下さい。

ちなみに、
車のような工業製品の場合は、
ソックリだというのは、見ただけで分かるので、
今回のように、もし言い争いになったとしても、
割と解決しやすいんじゃないかと思います。

ところが、、
料理や食品についている『味』
つまり『味覚』の場合は、

たとえ『ソックリな味』だったとしても、
訴えられたという話は聞きませんよね・・

その反面パッケージがソックリだったら、
すぐに訴えられますが‥（笑）

でも、、食べ物にとって、
他者と差別化するのに一番重要なのは、
間違いなく『味』のはずなのに・・

どうして、
味がソックリなのは何も言われないのに、
ちょっとでもパッケージが似てたら、
すぐに訴えられるんでしょうか・・？

こんな風に、
この疑問だけを冷静に受けとめると、
『そういや、そうだよね・・』
と、思う人もきっと多いはずです。

しかし、、
よ〜く考えてみると、、
『味』の場合は、
その食品を食べてみてからじゃないと、
ソックリなのかどうかなんて、
絶対に分かりませんが、、

ところがパッケージの場合は、
食べる前にパッと見ただけでも、
『あれっソックリやん！？』って
分かりますよね・・

なのでランドローバー社は、
『消費者が混同する』という理由で、
中国のメーカーに対して、
製造販売の停止を訴えたんでしょう。

ということは、つまり、
普段から僕たちは、
何かを選んだり判断したりするとき、

中身そのものじゃなく、
『見た目』というものに、
とても影響を受けてるんですね〜
しかも、ほぼ無意識のうちにです・・

だいぶ話が逸れてしまいましたが（笑）

そんな訳で、
この疑問は解決したんですけど、

ところが、今度は、

さっきの食べ物の話題に戻って、
パッケージはソックリだけど、
味が全く違う場合と、

パッケージも味もソックリな場合とでは、
やはり反応が違ってくるのかな〜などと・・

新たな疑問が浮かんでくるんです〜（笑）

関谷はやと

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